ススキノ首切断事件について、ちょっと思ったこと

こちらの方がさらに詳しく書いてるのですが、すぐに消えることでしょう。

娘から「首、拾った」と告げられ、初めて犯行を知った…瑠奈被告の父親出廷、被害男性の遺族に謝罪して証言「警察に突き出すのは、苦しんで、病んでいる娘を裏切る行為」ススキノ首切断事件
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f82b69461f733fe226cff5620d1c63acab576fe

読んでいて思ったのは、やはり「首を切断」とか「死体損壊」の件を除けば、事件そのものは(こういう書き方は誤解を受けるかもしれませんが)よくある殺人事件だということです。

頭がイカれた女が自分勝手な行動で人を殺した

ただそれだけのことでしょう。そして頭のイカれた女の親は、これまたある意味「綺麗事で装飾した今風の」人たちだったというだけのことです。表面的にはかなりショッキングですが、中身はありきたり(いい表現ではありませんが)な事件なのです。

    

さて、僕はこの言葉が出てくると、無条件で「ああ、これは頭のおかしな人だ」と判断する言葉があるのですが、それは

これっていかにも厨二病そのもので、ヤクザも反社もそっちの系の人も女も本当に好んで使う言葉ですよね。そうそう、サヨクも言いますよね。頭のおかしな人たちがこぞって使いたがる言葉。それが「裏切り」なのです。

・警察に突き出すのは、娘が抱えていた何かを抱えきれず、裏切る行為になると思ってできなかった

そっち系の方々はまさにこういう使い方をするのですよ。けど、色々と間違ってますよね。

まず、この言葉は実はかなり暴力的な言葉です。基本的には「裏切りは許さない」という感じで使うのであって、それはすなわち「強制」ということです。有無を言わさないということ。いかにもそっち系の人とかサヨク連中が好きそうですよね。まさに全体主義を体現してる言葉です。人を操る言葉だし、支配する言葉でもあります。

次に、裏切りは許さない、というように使うこということは、裏を返せば裏切らなければいいということで、ここに傲慢さを感じない人を僕は信用しません。裏切らなければいいんだよ。何をしてもね。これはそういう意味なのであって、裏切らないためなら「人を殺してもいい」のです。実際、上記の事件もまさにそうですよね。娘を裏切らないために警察に突き出さなかったのだから。

さらに、この言葉を使う人はそもそも人を誰も信用してないし、こういう言葉が出るということは、その人のいる世界は相当に荒んだ世界なのです。本当に信用できる人が周りにいる人はそもそも「裏切り」なんて言葉を使わない。自分に言い聞かせる必要がないからです。

割と断言してもいいのですが、上記事件の父親は、娘が相当鬱陶しかったと思います。いなくなってくれたらいいのに、と思っていのではないかと思います。他人だったらいいのにな。けど娘だし『だから裏切れない』し。

  

この父親は自分の娘に体当たりで接してこなかったのでしょう。綺麗事ばかりだったのではないでしょうか?精神科医としての接し方ではなかったでしょうか。相手(の思い)を受け入れるとか、いかにもですよね。心が壊れるとか、僕はこの手の言葉を聞くと鼻で笑っちゃいます。そう簡単には壊れませんて。そもそもこの娘は日常的に暴力を受けてるわけでもないですよね。

僕は持論があるのですが、日本が戦後復興から立ち直った最大の要因は「頑固親父」の存在だったと確信しています。頑固親父は媚びない甘やかさないダメなものはダメ!です。

けど、だからこそ相手も必死になるのだし、頑固親父に反発するにしても、絶対に相手を甘やかさないからこそ「本気で考えざるを得ない」のです。

ふわふわした耳障りのいい言葉でその場しのぎをすることを頑固親父は一切許さない。

はっきり言って、現実の前には心が折れるだのなんだの言ってる暇などありません。何がゾンビだよ!いいから働け!この家からでてけ!

本気で怒鳴り、本気で言う。有言実行。

相手は本当に壊れるかもしれませんが、大抵は壊れない。だって誰だって死ぬたくないから。腹が減ったら何か食うから。

   

というわけで、僕が今のところ、この事件から思うことは

ということ。むしろ精神科医に通うことで

ということです。もちろん全員がそうだとは言ってませんよ。こう書かないとならない世の中らしいので、一応書いておきます。