頭がいい人の世界
高橋洋一さんが本当に天才なんだとわかる話なのですが、天才過ぎてついていくのがやっとという人も多いのではないでしょうか?
はっきり言って、僕は数字がパッと頭に浮かんだり、暗算したりなどできないのです。
だから数字が出てくると、動画を止めて実際に書いて計算してみて(もちろん計算できる範囲で)、それで「なるほどー」というのが精一杯。
そんな僕のためにも、この動画に限らず、ちゃんと文字で解説されている高橋さんの動画は本当に参考になるのです。
実際、他にも、言われてみて目から鱗がボロボロというのがたくさんあって、一番はっきり覚えているのはマルクスがなぜ出鱈目かという回。
労働価値説というと、僕はすぐに宮崎駿さんを思い浮かべるのですが、彼は「額に汗して働け」的なことをよく言うのです。それが大事なんだと。
けど、当時若者だった僕はずっと違和感を持っていたのです。実際、働いても貧乏な人は大勢いると。その人たちは努力が足りないのか?と。
大人になると、いかに労働価値説が出鱈目の極みなのかがよくわかりますよね。実際、価値は需要と供給で決まるのです。それ以外の何ものでもありません。働こうが働くまいが、結局は需要と供給。だからこそコマーシャルも発達してきたのです。需要喚起というやつです。
宮崎駿さんはiPadにケチをつけた時も、額に汗して働くのが尊い的な戯言を抜かしていましたが、僕はサヨク思想が大嫌いで、だからマルクスもキチガイ認定で、無価値なのですが、僕にとってマルクスなんて1円たりとも出したくない、そのレベルの価値しかありません。キチガイがたくさん吠えまくったら価値が出るのか?と言ったら、キチガイはキチガイでしかありません。そこに需要がない限り、なんの価値もないのです。
需要と供給は人の感情なんてお構いなしなので、一見すると無慈悲です。僕も営業マンだった時は、誰も商品を買ってくれずに本当に辛い思いをしました。こんなに頑張ってるのに、誰も振り向いてくれない、なんて厨二病丸出しな発想になりかけたこともあります。
けど、需要と供給は無慈悲だからこそ経済活動が成り立つのです。今でははっきりとわかります。
僕は高橋洋一さんの動画で、経済という学問の面白さに目覚め、あれこれ本を読みました。数式にはまだしっかりとついていけませんが、その面白さがだんだんわかってきたような気がしています。かっちりとロジックがある世界は面白いですよね。ちなみに僕は数学を取り扱った動画も好きでたくさん見ていますが、やっぱり面白いです。
数学は純粋な世界で、だからこそ天才たちが集う世界だと僕は思っています。そんな世界を見てみたい。そう思うのですが、何も数学の動画を見なくても、高橋洋一さんの動画を見ればいいやと思ったりもしているのです。