「髪を長くする理由」と「髪を短くする理由」

あくまでも僕個人が周りの「女性」(女ではない)を見ていて思ったことなのですが、髪を長くするのにも短くするのにも、わりと明確な理由、というか意識(無意識的な意識)があるんじゃないかと思っています。

もちろん多くの女性は

別に〜(考えたこともない、ただのイメージチェンジよ)

という感じでしょう。

けれども、僕からすれば、そこには明確な何かがあると思えます。

今回は簡潔にいきますが、髪を長くする理由は「女性アピール」です。私は女性。いろんな意味でこれ。

あれこれ言われている時代ですが、それでも髪が長い人は概ね女性ですよね。いちいち例外事項を持ち出すのはナンセンスなので無視しますが、長い髪=女性で大体合ってます。男性との、あるいは異性同士での差別化。これでしょう。

では短い髪にする理由は?

「別に私は女性アピールしなくてもいい」

これだと思います。いい意味でも悪い意味でもこれ。

いい意味で捉えるなら、自分は女性だとアピールしないでも女性として充実しているということ。女性が年相応に髪が短くなっていく理由はこれだと僕は思っています。

僕の連れはかつて、かなり髪を伸ばしていました。しかし今はものすごく短い。ボブってやつです。なぜそんなに髪を伸ばしているのかと聞いたら「願掛け」のためだと言ってました。どういう理由かはさておき、髪を伸ばすことは何かに通じると思っていたのでしょう。

髪を短くしてしまった今、「なぜ髪を伸ばさないの?」と聞いたら

「めんどくさいから」

とのこと。

まさにその通りだと納得したのですが、言い換えるなら、かつての連れは髪を伸ばすことがめんどくさくなかったのです。いや、面倒だったとしても、むしろある意味「面倒なことをしてまでも髪を伸ばしたかった」のです。

面倒なことをわざわざする、ということは、それだけの何か(あるいは思い)があったということ。

このブログでも公言している通り、僕は白人女性が好きで、国際結婚して海外に行きたかったので、今でもそういう動画をたくさん見ています。叶わぬ夢でしたが、別に今は羨ましいわけではないし、だからかつてとは違う視点でそれらの動画を見ていたりします。

それで気づいたのですが、古今東西西洋東洋を問わず、髪は「女の命」とまでは言わないけど、多くのことを雄弁に物語っているなぁとは思います。日本人でも外国人でも変わらない。普遍的なもので、ユング風に書くなら、集合的な何かなのでしょうね。

そんな視点で見ると、本当に面白い。

ついでに書くと、本人の気持ちと髪が合致している女性はとても魅力的ですが、「髪の長さ」と「髪型」は無関係だということ。

髪は形ではないのです。長さだけの問題だと、僕は思っています。