「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」が待ちきれない！

『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』公式サイト

https://sh-anime.shochiku.co.jp/nintama-movie/

待ってました！

ものすごく待ってました！

めっちゃクチャ待ってました！

2011年の映画は本当にタイミングが悪かったのですが、映画自体は本当に素晴らしく、個人的にはアニメ映画トップ5に余裕で入るレベルなのです。ちなみに第1位は…1位から4位までは本当に甲乙つけられないものばかりでどれか一つだけをあげるのが難しいです。銀河鉄道999、さらば宇宙戦艦ヤマト、天空の城ラピュタ、伝説巨神イデオン発動編、この四つなのですが、この次に来るのが劇場版忍たま乱太郎なのです。ついでの余談として書くなら、うる星やつらビューティフルドリーマーは昔と今で評価がかなり変わった作品で、昔は面白かったのですが、今は「この映画は子供時代に見るべきもの」だという感想。

さて、劇場版忍たま乱太郎はその全てがハイクオリティなのだから僕の中ではものすごい高評価なのですが、だからこそ次作に期待していたのです。あのクオリティでやってくれるなら絶対に面白くなるはずだからです。

時代考証にはとことんこだわりつつも、それでいて「こんなところにまでこだわってる俺すごい」的なオタク感を全く出さない（いわゆる裏設定的なめんどくささ一切なし）設定の絶妙さ。

全てのキャラがしっかりしていて、どのキャラも違和感なく素晴らしいというすごさ（ファンなら声とかセリフでどのキャラのどのシーンなのかが丸わかりどころか、このシーンならこのキャラだろ！というお約束がちゃんと守られていて、さらにはいい意味で期待を裏切っていく凄さ）

パッと見、バタ臭く見える友情とか努力とか信頼とかいったものを、全く嫌味なくさらっと、しかしちゃんと描く力量。

これだけでも相当にすごいのですが、個人的には、いかにもおっさんウケするようなエロい、あるいは可愛い女の子が出てこないものベリーグー！

他の作品なら絶対にやりそうなエロいけど強い女忍者的な、いかにも安直なキャラが出てこないのがいいのです。

ああいうのは本当に全てをぶち壊すだけ。

それと、内容的には実は相当ハードなのに、上手にやり過ごすのも忍たま乱太郎のいいところです。残酷描写をすればするほどすごい！っていうのは本当に安っぽいし、全くもって子供騙しでしかありませんが、そもそも忍者という存在自体、そういうのとはちょっと違うのです。劇場版忍たま乱太郎では、派手な戦闘シーンはほとんどありませんでしたが、当時の過酷な戦さの怖さがちゃんと描けてました。砲弾のシーンは本当に怖いですよ。

というわけで、まとめるなら

小難しいことを言って「？」とさせるのではなく、淡々と見せる

これが忍たま乱太郎のすごさです。

そんな忍たま乱太郎が楽しみ！

なのですが、劇場公開が12月って…

長いっす！

ちなみに、元ネタ本はちゃんと買って読んでました。