青森山田は勝ちたいからプレーする

勝ってる時はいいんです。
中盤でチャカチャカドリブルしても、無駄にパスが多くても。
玄人衆がいちいち大袈裟に褒めてくれるし。
それどころか「(美しい)勝ち方」にこだわるあまり、あれはダメこれは見苦しいと勝手に枠に嵌め込んで、そこからズレると(例えばロングスロー)徹底的に貶すくさす。
魅せるサッカーで尚且つ勝つ!
贅沢極まりなのですが、まあでもいいんです。
何にせよ勝ってる限りは。
結局は「勝つかどうか」
これなんです。
さて、僕はアントラーズの大ファン。そしてアントラーズは「勝ってなんぼ」です。
近年の成績なんて、僕からすれば2位も最下位も一緒な訳で、応援してますが、その分イラっとすることもはっきり言って多いです。勝ってくれよと思うのです。
勝つためなら何でもやってくれと思うわけです。
そんな僕なので、青森山田には清々しさを感じています。J1に昇格した町田にもそれを感じます。
勝つために何でもやるその姿勢。
綺麗事を100万回言うより、勝つための作戦を徹底してやるというその姿勢。
はっきり言って、僕は高校サッカーの準優勝チームなんて覚えていません。
3位4位も同様。というか、初戦敗退チームも覚えてないのです。記憶にも記録にも残らないってことですね。
関係者やファンでない限りはそうでしょう。
ワクワクするサッカー?
魅せるサッカー?
で?
誰がそんなの覚えてるの?
ファン以外の心には1mmも響かないっすよ。ましてや国際大会は高校サッカーとか規模が全然違うのです。勝たないでどうするの?
今回の大会のこの負けっぷりにはみんな荒れてますよね。そりゃそうですよ。だって負けたから。笑
けどね、僕は思うんですよ。
魅せるサッカーしてたんでしょ?
中盤でチャカチャカしてたし。
なら別にいいのでは?
上手い選手が中盤でドリブルしたりしてチャカチャカすればみんな満足なんでしょ?
ならそんなに怒ることないでしょ?
笑
イランはすごかった。勝つために頑張ったし徹底してたし。ロングスローも勝つため。
別にいいんです。中盤でチャカチャカしなくても。
勝てばいいんです。
何をどうしようと、ルールに則って、出来うることは何でもやる。例え不細工でもみっともなくてもとにかくやる。
皆さんはどう考えているのか知りませんが、僕はこう思っています。
勝つことは難しいこと
だと。
だから何でもやるんです。何でもやるチームを見ると清々しいのです。
けど、多くの人はそうではないようですね。
青森山田が大嫌いなんでしょ?
ロングスローは大嫌いなんですよね?
もっと魅せるサッカーをしないとないんでしょ?
なら別に日本が負けても問題ないじゃないですか。笑
勝敗なんかに拘らず、選手のプレーだけを楽しめばいいじゃないですか?
名の通ったチームの選手が集まって、それでいいじゃないですか。笑
よかったよかった。
ちなみに僕個人は名の通った選手なんて
どーでもよくて
とにかく勝ちたいっていう選手が好きです。けど、皆さんは名の通った有名選手がお好きなようなので、そういう選手の個人技を大いに楽しんで、勝ち負けは二の次ってことで、それでいいのです。
だって、名の通った選手だけで勝ってるチームなんて
どこにもない
ですからね。笑