モンスターの作戦を見破る畑山隆則
僕も昨日は見ました!
もちろん井上尚弥対フルトンの試合です!
僕は単純な男なので、井上尚弥のKO勝ちだと信じきってましたし、1mmも疑ってはいませんでした。何せ彼はモンスターだから。
さて、実際に観た感想といえば、フルトンさすがにつえー、これぞまさにThe 職人!という感じでした。言い方は失礼ですが、並の挑戦者なら手も足も出なかったのではないかと思います。フルトンにコツコツ当てられて、相手は一発狙いで空振り。淡々とした、けど一方的な内容のままに虚しくラウンドがすぎていき、観てる方もひたすらにストレスが溜まる、そんな展開が目に浮かびます。
けど、モンスターは違いました。
試合を終わった後の顔を見れば解ります。ツルツルテカテカでおまけに爽やか。
序盤から鼻血を出したり口の中を切ったりしたフルトンとは大違いで、フルトン以上の手数でフルトン以上のディフェンスで終始圧倒。
ああ、これは強い。素人でもはっきりわかる強さだ。
けど、
けど、なんか今回は判定かも?
5ラウンドあたりから僕はそう思いました。フルトンがモンスターに慣れた、なんて解説もあって、そうかもしれんと僕も思ったのです。明らかにフルトンの動きも変わったし。
けど、さすがは僕と同県人で僕も大好きで熱狂したレジェンドの畑山さんですよ!
彼は見抜いていたんですね。
それは井上の作戦だったのだと。
なんと、モンスターはわざとペース落としてたんですね。フルトンを前に来させるために。
どんだけモンスターやねん!
ってか、畑山さんもどんだけやねん!
終わってみればモンスターが圧倒!心配なんて1mmもする必要がありませんでした。
歴代チャンプも手放しの評価だし、何よりもあだ名がモンスター。
僕個人の感想は「すげー!けどもっと早い回で倒して欲しかった」
多分モンスターもそう思ったんでしょうね。だからこそ「あえて手を抜いた」。
いやもうね。
本当にモンスターですね。