心理学がインチキだと思える理由
以前こんな記事を書きました。
実はこの中に題名に対する答えが出ています。
人の心は目には見えない
これが答えです。だからこそインチキだと思えるのです。
一方、科学が正しいと思えるのは「理論を立てて」「実験を行い」「追認される」から。つまり可視化されるからで、見えるのだから「詳しいことはよくわからないけど」正しいのだろう、となる。
断言しておきますが、見えるから正しいのだし、見えないから正しくないと多くの人は考えるのです。
量子の世界は目には見えません。しかしそれが正しいと「思える」のは、量子力学が科学だからです。
多くの人は科学=目に見えると思っていて、だから正しいと信じてしまいます。
僕は科学は間違っているとは思ってません。しかし、科学以外にも正しいことはあると思っています。
見えないものが全て間違っているわけがありません。もちろん正しいとも限りません。
上記で触れた記事はまさに、そういうことなのです。パウリとユングはそのことを考え続けたのです。
人の心も、量子も、見えないけれどそこに存在している。
それらをどう考えればいいのか。
見えないものは科学ではない
というのは思考停止でバカ丸出しと僕は思っています。なぜなら見えないだけでそこに存在しているのだから。むしろそれこそが物凄い研究対象になり得るのではないか?と僕なら思います。
実験できない世界、数学でどう表していいのかわからない世界。
いわば「直感」がものをいう世界。
これをどう捉えるのか?
何とも深淵ではないですか。
科学は万能ではない
というセリフの背景にはこういうことがあるのです。パウリとユングには当然わかっていたのです。
3ではなく4なんだと。