アントニオ猪木は「強さ」の象徴

男なら誰だって、一度以上は強さに憧れたはずです。

断言します。

俺は強い、強くなりたい。

男でそう思わない人はいないのではないでしょうか?

僕もかつてはめちゃくちゃ憧れました。

街を歩いてて、すれ違う男どもを見て「こいつになら勝てる」なんて訳のわからない発想をしてました。なんの根拠もないのに。

プロレスにも格闘技にも熱狂しました。それどころか柔道大会、剣道大会もテレビ放送されると必ず見てました。そもそもそっち系だったので当然といえば当然なのです。友達もそっち系だったし。

最近割と大きな怪我をしまして、それでずっと筋トレできていないのですが、それがすごくしんどくて悲しいです。体を鍛えること自体が好きで、一部では「鉄人」なんて言われて嬉しくなったこともあります。大会に出るなんてことはしませんが、例えば自転車で旭川などに行ってたのも一種のトレーニングだったりもしたのです。

まだまだ俺は動くんだぞと。力があるんだぞと。

けど。

  

最近、歳を感じます。さらには怪我のせいで動けない。これには凹みます。下世話な話ですが、下半身も勃たなくなってきました。これもしんどい。こんなことで悩むのかと愕然としました。

強くありたい。それは必ずしも格闘ってことだけではないのです。歳を取ったら、老いたら、そんなことは到底無理になるのです。正直、今全力で走れるかといえば、無理かもしれません。自慢ではないのですが、足は速かったのになぁ。

   

アントニオ猪木さんの訃報。やっぱり愕然としました。

元気じゃなかったんですね。

多くの人はアントニオ猪木さんに「強さ」を見出していたのだと思います。

しかもその強さはただ格闘に強いということだけではなく、生きる力としての強さではなかったでしょうか?

   

元気ですかー!

元気があればなんでもできる!

   

猪木さんの最高の名言です。確かにその通りだと思います。つくづく思います。元気ってのはまさに強さですよ。力そのものです。生きてる限りは元気でいたい。本当にそう思います。

ご冥福をお祈りします。