食品添加物?で、それが何か?

どうしても僕にはわからないのですが、食品添加物の何が悪いのでしょうか?遺伝子組み換え食品とかも散々悪者にされていましたが、実際、何か大事件でも起きたのでしょうか?

そもそも僕には大きな疑問があるのです、自然食品とやらは本当に体にいいのでしょうか?

  

データなんてかしこまらなくても、年々平均寿命が伸びていることはみなさんご存知のことだと思います。ああ、知ったかぶりしなくてもいいですよ。健康寿命って考え方も知ってますから。それらを踏まえても、寿命は伸びてますよね。体感でもそうだし、色々なデータもそれを裏付けてます。

なぜ寿命が長くなったのか、といえば、僕は「多くの人が健康になったから」だと思うのですが、違うなら具体的な指摘が欲しいところです。

そして、仮に寿命が伸びた原因が「健康になった」からだとすると、何をしたら健康になったのか?が問われるわけです。

僕としては「適度な運動、ちゃんとした食生活」は健康に欠かせないと思うのですが、みなさんはどうでしょう?

そして、僕のこのちゃんとした食生活が健康になった要因だと仮に仮定するなら、このちゃんとした食生活ってなんなの?ってことになります。

それって自然食品を食べたからってこと?

いいえ、僕はそうは思いません。なぜなら自然食品て高いし、そんなに出回ってないからです。それよりスーパーで買うそこそこの食品の方が遥かに消費量は多いのではないでしょうか?

スーパーで出回っている食品は全部が無添加ではないし、多くは加工品だし、なんならあれこれふんだんに入りまくってますよ。国産って言いますが、例えば納豆なんて、日本の大豆の供給量などたかが知れてます。あれは本当に全部国産なのか?疑問ではないですか?

中国産のように「そもそも毒が入ってるような(全部に入ってるとは言いません)」食品ならいざ知らず、日本で基本的に流通している食品の大半はあれこれ加工されている。これは誰だって実は知ってることだと思うのです。

でも、そんなものを食べても長生き。

これはどういうことなのだろうかと思いませんか?

運動?

運動したら添加物が入った食べ物食べても問題ないってことですか?ならますます添加物の何が問題なのか?

   

そもそも僕は農協ととある縁がありまして、農作物の大半は農薬なしでは育てられないということを知っています。綺麗事ではないのです。無農薬無添加なのは土がいいからです。そして多くの人は無頓着ですが、

土は永久に良いままではない

のです。作物に養分を取られたらそりゃあ土地も痩せます。痩せた土地を放っておいたら何も作れなくなります。無農薬なんておとぎ話なのです。寝かせたら養分増える?んなわけありません。土地だって栄養がないと枯れます。当たり前のことです。農作物を育てるためには「土地を改良」しなければならないのです。

たくさんの人に食品を供給するために、人類は知恵を絞ってきました。その知恵の一つが農薬。

ありがたい話です。なんの養分もない田んぼや畑からは何も育ちません。稲や野菜に綺麗事をいえば育つわけではないのです。適当に種を蒔いたら育つわけでもない。

    

自然食品の大半はインチキ。

これが僕の素直な感想です。サヨクの綺麗事と同じレベルでインチキだと僕は判断しています。無農薬なんて無理なのです。自然は何もめぐみません。人間が努力し工夫しないと収穫量は増えません。それに自然食品がそんなに体にいいなら、昔の人だって長生きしたはずです。事実は逆で、自然は人間のことなど1mmも気にしてないので、枯れる時は枯れるし、実る時は実ります。人間の都合に合わせてなどくれません。なので、当然人間の寿命だって短かったのです。

農薬も添加物も、実は人類の知恵です。

自然は豊かではないからこそ知恵が必要だったのです。

    

僕はそもそも「豊かな自然」というフレーズが大嫌いで仕方がありません。豊かではないのです。豊かなら人類は食に困らないはず。しかし実際は旱魃だの台風だの大雪だの、自然災害で農作物大ダメージなんて毎年のことではないですか?

それに、黙っていても作物は増えるわけではありません。増えた作物を適切に貯蔵することだってとても大事なことです。

ぜーんぶ、ちえ。知恵が必要なのであって、食品添加物はその大いなる知恵の一つ。

なので、僕は全く気にせず食べたいものを食べています。

別にそれで良いのです。