侮辱されたら怒るのは当たり前
僕でもカチンときました。抗議するのは当たり前だし、実際に抗議も行われ、画像も外されました。謝罪もしています。
僕個人はそれで納得しました。これを機会に、極東の島国の歴史に少しでも触れていただきたいとも思います。
けど、
同時に僕は複雑な思いも抱きました。
というのも、以前僕はこんなことを書いているのですが、
それを踏まえてなのですが、そもそも歴史って、
世界的な通史がないのではないか
と思ったのです。どの国であっても通用する通史がないではないかと。知的水準や教育の仕方で歴史はかなり変わるのではないかと思ったのです。
はっきり言って、この悲劇を知らない人ってかなり多いのではないでしょうか?これを知らないで、ウクライナは何やら怪しい国とか、元共産圏国家だったとか、それこそ色眼鏡そのものであって、そんな色眼鏡でものを見るような知的水準の低い輩が天皇を侮辱されたと怒るなら、
あるいは、
キチガイ国家中国が行っている民族大虐殺に対して何も言わないでユニクロ買ってるような人が、天皇が侮辱されたと怒っているとしたら、
どう考えても、それは
滑稽
だと僕は思うのです。
侮辱されて怒るのは当たり前。でも、なら、他の民族に対しても同じようにするべきではないのか?その歴史を正確に知ろうと努力しているのか?
その国で生まれ育った人々は、その国のことは理解しようと努力しますが、同じような努力でもって遠くの島国のことを熱心に知ろうとするでしょうか?
あなたはどうですか?
ニュージーランドの歴史を正確に誦じられますか?
ジャワ島は?
アイスランドは?
ボツワナは?
スリランカは?
ガボンは?
コンゴは?
知らないことだらけではないですか?
侮辱されたら怒るのは当たり前。しかし、同時に、こちらは相手を侮辱していないだろうか?と、このさいだから考えてみるのは大事なことです。
天皇を侮辱されたら激怒案件。
けど、他国にもそういうような逆鱗に触れる事柄があるかもしれません。
というわけで、こういう場合は
激怒すると同時に説明する必要があるのではないかと、僕は思います。
ちなみに差し替え前の画像は載せません。見たくもないからです。