情報取得の極意
もちろん僕はその手のプロ(専門家)ではないので、啓蒙できるような極意なんて知りません。
当たり前のことです。
しかし、自分なりに、情報に接するときに気を付けていることがあって、それは自分の中では極意になっています。
というわけで、いい教材、と書くと、ウクライナの方には大変申し訳ないのですが、ロシアの侵略戦争を使って、僕なりの僕個人の極意を書いておきたいと思います。
とはいえ、箇条書きにして10以上もあるような極意なんてものではないし、そもそも極意の数が多いのは、僕はなんであれインチキだと思っているので、僕個人の極意も3つしかありません。
・信頼できるプロ(専門家)の意見を重視する
・公開情報を重視する
・陰謀論(歴史論)には耳を貸さない
僕の極意はたったのこれだけです。順に見ていくと、最初の項目のプロとは「元ウクライナ大使」ということではありません。一見するとウクライナ大使に聞くのが良さげに思えますしまた信頼が置けそうにも思えますが、ここを見誤ると大きく失敗します。断言します。これは「侵略戦争」なのです。ならば自ずと視点は「戦争のプロ(専門家)」ということになるのです。国の大使は「戦争のプロ(専門家)」ではありません。あくまでも「外交のプロ(専門家)」なのです。
というわけで具体的には各国の情報機関、軍隊や自衛隊の(元)トップ、政治家の意見が極めて大事。ちなみにメディアの情報も大事であることに変わりはありませんが、そこにはたとえば朝日新聞のように思想的にサヨク系のものがあるので注意が必要です。
次の項目ですが、これは僕が知る限りのプロがほとんど口をそろえて言うことなので、ならばそうだと僕も信頼していることでもありますが、何をおいても公開情報が大事なのだということ。各国の情報機関が何をしているのかというと、ジェームズ・ボンドのようなことをしているのではなく、近所のおっちゃんのように新聞や雑誌、テレビを見ているとのことなのです。僕はインターネットを活用していますが、掲示板ではなく、まずは通信社やメディアの情報に必ず触れるようにしています。また必要であれば政府機関のサイトも見ています。Twitterももちろん。
最後ですが、ここは極めて大事なことです。僕は専門家以外の人の話は重視していません。素人(名前は出しません)の持ち出してくる情報の大半は
陰謀論の種
だと思っています。たとえば素人が元プロ(専門家)の見解を読み上げるような動画であってもです。
多くの人が誤っているのではないかと僕が思うのは、この侵略戦争に「歴史は基本的には無関係」だということです。もちろん歴史があって、だからこうなっているという点はあるでしょう。しかし、何度でも言いますが歴史はあくまでも歴史。今行われているのは「ロシアの侵略戦争」なのです。戦争ならばまずは戦争のプロ(専門家)の意見を最も重要視するべきです。ついでに言うなら、歴史は「書き換えたり曲解誤解なんでもあり」なところがあります。そもそも例えば
昔侵略されたから、今侵略しても問題ない
なんて暴論が罷り通る訳が無いのです。昔、あの家の爺さんに酷い目に遭わされたから、今あの家に行って、爺さんの孫を半殺しにしてやる!なんて言い出したらどう思います?
こいつはキチガイ
としか思わないですよね。
僕がなぜこの手の記事で、あれこれ具体的な内容を書かないのかというのにも関係しているのですが、餅は餅屋という素晴らしい諺が僕の信条です。だからこの手の話はまずはプロ(専門家)という意識が常に僕にはあります。なのでミステリーを扱う内容であってもまずは専門家の意見、補足としてwikiを読んでくれと。僕のブログは僕の勝手な感想であって、参考になればそれは嬉しいのですが、多くは駄文でしかないと自覚してもいます。あくまでも
こういう話もありますよ
こういう心構えで情報に接したらどうですか?
というぐらいの気持ちで書いているのです。もちろん正誤の問題がなさそうな、個人の感想言いたい放題でも問題ないものに関しては別ですが、例えばロシアの侵略戦争に関しては、事実確認が大事だし、陰謀論などは排除しなければなりません。つまり、
アメリカなどの西側諸国が悪ければロシアがウクライナを侵略して虐殺していいのか?
ロスチャイルドだのDSだのユダヤだのが絡んだら、ロシアがロシアがウクライナを侵略して虐殺していいのか?
そういうことをいう輩はいっぺん自分が虐殺されそうになってみろよ!
安全な場所にいるからって好き勝手言いやがって死ねよ!このクソ野郎が!
ってことです。
ちなみに僕はwikiを「集合知」と判断しています。つまりは「限りなくプロに近い」と考えています。wikiについては最後の注釈が大事だとどこかで書いているのですが、これによりプロ(専門家)の意見を参照することができるので、手間はかかりますが、プロ(専門家)に意見にも触れることができるので問題ないと思っています。Twitterも同様。
というわけで、結局はこれ