地下鉄サリン事件について思うこと

いろいろな人が色々書いていることでしょう。

今日は地下鉄サリン事件が起きた日です。

僕自身はテレビで見たのかな?記憶は実は曖昧です。

しかし、事件の経過とか、その背後にあった異様な思想とか、しれば知るほどキチガイとしか思えない教団とか、話題には事欠かない事件であったことは間違いありません。

もちろん人が死んでいるので、話題に事欠かないなんていう書き方は不謹慎だとは思います。

僕はこういう無差別殺人は大嫌いで、それが誰であってもなんであっても例外なく全否定し、クソミソに貶しているので、遠慮なくキチガイだと書きますが、オウムというキチガイ集団は全員極刑にするべきだと今でも思っています。キチガイ相手に道理は通じません。

というわけで、細かい話はWikiを見ればいいので割愛しますが、僕個人が個人的にこの事件で思ったことを箇条書きにして、その後に補足を少し書きます。

  

・頭のおかしい人は確実にいるんだという確信
・コメンテーターとか評論家、ジャーナリストに対する決定的な不信感

   

勉強ができるから賢いとか、頭がいいとか、そういうのはないなぁというのが、この事件で一番感じたことでした。バカはバカなんだ、頭のおかしな輩はおかしいんだ、キチガイはキチガイなんだというのは、この事件で最も感じたことです。

この手の宗教絡みの話ではよく「洗脳された」などと言いますが、僕個人の認識としては、世の中には洗脳されやすい人がいると思っていて、それが裏付けられたようにも思えました。

僕はサヨクが大嫌いですが、サヨクは自分が正しいと思っているが故に洗脳されやすい。なぜなら「世の中が自分の思い通りにならず」悩んでいるからです。世の中なんて自分の思い通りになどなりません。けど、それに我慢できない人たちがいて、その中には「思い通りにならないのは世の中が悪いからだ!」と考える輩が一定数いるのです。

そんな連中に「君たちは選ばれた人々だ!」なんて言ってごらんなさいと。

そりゃもうあっさりです。自尊心がくすぐられ、そんな自分を認めてくれるのは尊師様だけだ!と。

そして洗脳された輩は、元々持ってるその異常性を表に出すのですが、その表れがこの事件だというのが僕の考えです。なので、オウムも実はサヨク集団だと僕は思っています。バックの思想が共産主義思想か、あるいはオウムという宗教かという違いだけ。

  

さて、この事件ではコメンテーターとか評論家、ジャーナリストなどいった輩がテレビに出っ放しでしたが、彼らに対する決定的な不信感から、その後テレビそのものを見なくなりました。具体的には破防法。オウムはどこからどう見てもテロ組織でした。擁護する意味は全くありませんでした。

しかし、当時の論調は、信者は悪くないというものでしたね。

「悪いのは共産党であって人民ではない」「プーチンが悪いのであってロシア人は悪くない」と全く同じ発想だったのです。

いやいやいやいやいや。

悪いだろう?

組織ってそういうものだし。習近平は中国の最高権力者じゃないの?プーチンはプーチン帝国の人なの?

オウムは組織なんです。あくまでも「全体として」見なければならないのです。僕は当時のコメンテーターとか評論家、ジャーナリストに対しては、今でも嫌悪感しか感じていません。

ダメなものはだめ。

そういうことが言えない輩をコメンテーターとか評論家、ジャーナリストだとかありがたがるのは異常だし、そんな輩が出てくるテレビを見るのは不毛だと。

  

と、まあ、そんなことを当時考えたのでした。

考え方は今とあんまり変わってないですね。

進歩がないのか、それとも1+1=2レベルの話だから進歩もくそもないなのか。