ゼレンスキー大統領の真珠湾攻撃発言について思うこと

ウクライナのゼレンスキー大統領がアメリカ議会で真珠湾についての発言をしたことが話題になっています。

僕は正直、

これに怒ってる日本人の気が知れない

と思っています。

いや、わかりますよ。

自分達が侮辱された

と思ってるんでしょ?じゃあそういう人たちに聞きます。

あなたはスイスのことを正確に知ってますか?

ウガンダは?

ボツワナは?

スウェーデンは?

モンゴルは?

マーシャル諸島は?

モルジブは?

それらの国の歴史をちゃんと知ってますか?

知らんでしょ?

 

僕は最近驚いたことがあるのですが、とある保守系YouTuberの発言で「ピラミッドは奴隷が作った」というもので、聞いた瞬間、僕はドキッとしました。もちろん今ではそんなのは完全否定されていて、ピラミッドは公共事業だったというのが通説になっています。

歴史って、知らない人が多いのですよ。

そして知らない人はもちろん勉強するのですが、その勉強だって、どの程度の深さでできるのかってこともありますよね。

髙橋洋一さんの話ですごく印象に残っているのは、第二次世界大戦の終戦はいつかということ。日本では大東亜戦争であって、終戦は8月15日なのですが、世界では違うようなのです。

皆さんは世界で認識されている終戦の日はいつか、知ってますか?

   

さて、ゼレンスキー大統領のアメリカ議会でのスピーチから容易に察することができるのですが、日本の認識と世界の認識は違っているのです。

真珠湾攻撃の細部を上げてここは違うだのというのは、はっきりいえば

僕ちゃんお利口ちゃんの屁理屈知ったかぶり

でしかありません。世界ではそういう認識ではないからです。

はっきり言って、今回のゼレンスキー大統領の話に対して否定的発言をしている人たちは、

思い上がっている

と僕は思っています。日本の認識は世界の共通認識ではないのです。

しかもさらにタチの悪い習性が出ているとすら思っています。

正しいことをしていれば、いつかは誰かがわかってくれるというものです。はっきり言ってそんなものは

おとぎ話

でしかありません。実際、世界の認識は日本とは違うからです。僕はそういう日本的な発想が大嫌いです。いつになってもわかってなどくれないのです。ちゃんと伝えないと、何度も何度もしつこく伝えないとわかってくれないのです。バカ相手に伝わると本気で思ってる人はいません。実は、バカでなくても、賢い人であっても、それは同じなのです。わかってなどくれないのです。

伝えないと。

伝える努力を怠って、話せばわかるだの、いつかはわかってくれるだの、

どんだけバカばっかりなんだよ!

と、僕は思います。

真珠湾のことを偉そうに語る人のどれだけがホロドモールのことを知ってるんだ?

どうせ知らないくせに、偉そうに自分達のことだけ吐かすんじゃない!このバカが!

ここはキチガイ国家韓国か?

そういう、僕ちゃんあてくしはよいこちゃんでものを知ってる!的な思い上がりは、僕は一番大嫌いです。腐ったサヨク臭をぷんぷん出すな!

世界では真珠湾は卑怯な攻撃だったと言われるのです。正しい歴史は違うとしても。

それが嫌なら、プロパガンダをしっかりするのです。正しいことはいつかはわかってくれる、ではバカ丸出しなのです。

  

ちなみに、書いておきますが、真珠湾攻撃の認識の誤りについて、日本人が怒ることは当然のことです。しかし、ゼレンスキー大統領とそのブレーンたちの認識は違うということ。いろいろな人に自分達の国ことをわかって欲しくて、その国の認識を学んだりして発言しているのです。

アメリカに訴えかけるのに、どうして日本に忖度せにゃならんのよ?

それがわかってないから馬鹿

なのです。分かれよバカが!