頭のアレな人たちが使いたがる「グレートリセット」
あまりにもバカ丸出しではありますが、本人たちは大真面目。
カタカナ言葉だから、使うとかっこいい!なんて思ってるのかもしれませんね。いやそもそも言い出したのはカタカナ言葉というか、外国人なので、かっこいいもクソもないのですが。
古代ローマが滅んて、さて、西ヨーロッパはどうなったのか、もちろん皆さんはご存知のことと思います。
数百年もの間
荒廃しっぱなし
でした。巨大な帝国が滅んだのだから、まさにグレートリセット。そしてその結果は文明すら危うくなるほどの荒廃がヨーロッパを襲ったのです。分かりやすく言うならリアル北斗の拳。
これの一体何がグレートなの?
もちろんグレートでもなんでもありません。荒廃した西ヨーロッパが古代ローマの優れた文明レベルに追いつく(あるいは戻る)までには、まさに数百年、いや個人的には1,000年以上かかっていると思うのですが、途方もない時間がかかりましたからね。野蛮人が暴れまくり、弱いものは守ってくれる人がいなければ悲惨な死が待っていました。神なんてどこにもいなかったし、世の中全てが暴力。
確かに古代ローマが滅ぶことでヨーロッパの歴史はリセットされました。
で、結果は?
リセットはいいことだと思っている人が割といるような気がします。
結論から言うと、当然のことながら、リセットにはいい場合もあれば悪い場合もあります。問題なのは
リセット=いいこと
という刷り込みをしたがる輩がいることです。特にサヨク系の輩。
多くの場合、何事にも両面があるのです。しかしわからない人には絶対にわかりません。特にサヨク系。なぜなら自分を絶対視することで、必ず敵味方の区別をするからです。不都合なものは自分以外の誰かのせいなのです。だからリセットすれば
必ずよくなる
というインチキを平気で言える。子供が自分の思い通りにならないゲームをすぐにリセットするのと同じことなのです。子供は何度でも何度でも平気でリセットしますよね。自分の思い通りにならないから。自分中心だから。
革命とはまさにそれ。
だから僕は革命が大嫌いです。革命を言う輩の大半はまさに馬鹿なガキと1mmも変わらないと思っています。本当の意味で世の中を変えたのはスティーブ・ジョブズのみです。彼の自転車の話を知っているなら理解できるでしょう。
そもそもキチガイであるサヨクが何かをやり直したところで、いいことなんてひとつもありません。ソ連を見ればわかるし、今の中国を見てもわかります。一度やらせてみた民主党はいかがでしたか?
もちろん脱炭素なんてバカ丸出しな寝言を言ってる連中も同様。
改良とやり直しは根本的に違います。受け入れた上で直すのか、自分の思い通りではないのでぶち壊してしまうのか。
ちなみに、スクラップアンドビルドはリセットではありません。行ってみればリフォームだからです。
もちろんリセットには悪い面だけではなくいい面もあるのだから、本来は全否定すべきものではありませんが、大前提として、リセット=いいことではないということなのです。