トランスジェンダー大賛成です!

しかし、賛成の意味合いは違います。
どんどん女性の権利が侵食されていけば、さすがに政治や思想に無関心な女性も危機感を抱くのではないか?と思うからです。
日本はあまりにも女性に対して優しくしすぎたため、女性は「優遇の味」に慣れてしまっていると僕は思っています。
例えば女性の社会参加。
「責任や義務が重くのしかかる分野」においての女性の進出はどうなっているでしょうか?
犯罪に対する助罰の度合いは男性に比べてどうでしょうか?
調べて見てください。驚くべきほどに低いことがわかるでしょう。
責任なんて誰も取りたくはないのです。
そりゃそうですよ。甘やかしてきたのだから。甘やかされてきたのだから。
責任というのはとても重いもの。打たれ叩かれ批判され。
女性だから優しくして!なんて言っても許されない世界です。
逆に「女性は悪いことをするはずがない」という思い込みで、処罰は軽く、そして世間もみょうに同情しがちですよね。女性の死刑って記憶にありますか?
フェミニズムというのは、最初から権利拡張団体だったために、女性は「たとえ胡散くても」見て見ぬふりをしてきました。男女平等ではなく、女権拡張のために運動しているのだから、否定しにくかったのです。
うまくいけば実際に権利が拡張されるしね。僕ちゃん良い子ちゃんたちも、女性に優しい俺ってかっこいい!とアピールできる、ある意味winwinな運動でした。
しかし、トランスジェンダーは違います。
男女平等が行き過ぎてしまい、性差別という訳のわからぬ主張までして辿り着いた先は、女性の権利侵害どころか、権利の事実上の剥奪にどんどん近づいています。
実際、男性が「私は女性」と言い出したら、女性は少なくとも生物的には敵いません。そういう肉体構造になっているからです。肉体構造のみならず、それはほぼあらゆる分野にまたがってしまいます。生命を産み育てるという、女性にしかできない最強の武器を捨て、男性(の持つ権利)を羨ましがるというのは、そもそも「男性になりたい」ということと同じこと。
しかし、女性は女性なのであって、どう足掻いても男性にはなれないのです。
そして、男性ではない女性が男性に勝とうとしても、どうやったって無理ですよ。男性が女性になれないのと同様に、女性は男性にはなれないのです。
そもそも男女平等というのは、実は性差を無くすることであって、
無法地帯
になるのだということに、何人の人が気づいていたのでしょうか?
心ある男性の「女性に対しては優しくしなければならない」という思いゆえに、無法地帯から保護されてきたのが女性なのです。そしてそれは性差ゆえでした。女性はか弱い。だから優しくするのです。
フェミニズムという運動では、自分はか弱いというアピールを自分たちの都合に合わせて、適当にアレンジして主張して権利拡張を目指してきました。ある程度うまく行ってもいます。
しかし、うまく行ったものだから、次々に要求がエスカレートして、ついにはトランスジェンダーという無法地帯に突入しています。まさにミイラ取りがミイラになるという事態になってきているのです。
正直に言うなら、僕はこの状況を
ある意味面白いなぁ
と思いながら見ています。そしてどんどんトランスジェンダーが増えたら良いなと思っています。僕は良い人ではないので、この件では女性に対して一切同情しません。
おかしいと声を上げている人には大いに賛同しますし、応援もしますし、僕もそう思っています。この状況はおかしい。
けど、当事者が声を上げないなら、どうにもなりません。
現在進行形で民族大虐殺が起きているのに、それを無視してユニクロがお得だからなどとぬかす輩は皆不幸になれと僕は願っていますが、このトランスジェンダーに対しても思いは同じです。
無視するなら不幸になれ!
と僕は思っていますよ。
現在進行形で行われていることに対処するしかないのに、それを無視するのは自殺行為。
そんなに自殺したいならとめないよ。
そういうことなのです。