札幌のおにぎりは小さい
札幌に来て早12年以上立ちました。干支を一周した計算です。そんなに住んでいるので、すっかり札幌にも慣れました。慣れすぎたのかもしれません。
しかし、札幌に来た当初は、やはりものすごい違和感があって、しかもその違和感がなかなか払拭できずに四苦八苦したのです。
ギャップに苦しんだのです。
というか、正直、まだ慣れない部分がかなりあるのです。
そこまで慣れるのに苦労しているそのギャップとは何か?というと、それはずばり
惣菜がどれもこれも本当にちっこい!
具体的にはおにぎりとコロッケのサイズが、もう本当に青森県のサイズとは違ったのです。
惣菜のどれもこれもがあまりにも小さすぎたのです。
今の青森県はひょっとしたら違うのかもしれません。サイズダウンしているのかもしれません。
しかし、少なくとも僕が住んでいた頃のおにぎりのサイズは、札幌のおにぎりの2倍は確実にありました。2倍です!
しかしそれでいて値段は100円!
100円ですよ100円!
正直に言いましょう。
札幌のおにぎりは、僕には「ビスケット」大の大きさしかないと思えました。ビスケットです。ナビスコのリッツくらいにしか思えませんでした。どのスーパーに行っても、コンビニに行っても、個人経営しているような店に行ってもそうなのです。
衝撃を受けました。
何このケチくささ!
と。
そもそも僕は勝手に札幌、というか北海道にこういう印象を持っていました。
食糧基地
美味しい食材だらけ
豊かな大地
だから「料理もどーーんと大量に出てくる」
のだと。しかし、住んでみてわかったのは、言うほどではないということ。確かにたくさん採れる。自給率なんて200%超え。そして確かに美味い。しかしあえて言わせてもらえるなら、北海道の食べ物は総じて「観光地仕様」になってるのだと以前以下の記事に書きました。
コスパ重視ということですね。だからちっこく高い。
そのちっこくて高いという部分にどうしても慣れることができないのですよねー。
ちなみに、近年の青森県はどうかというと、こういう動画を見つけました。
やきぞばとか味噌焼きおにぎりのあのボリューム感こそ、僕の知ってるサイズです(まあでも炊込ご飯はちっこかったなぁ)。それくらいのサイズの惣菜がゴロゴロしていました。
動画を見ていただければ、僕の違和感を理解していただけるかと思います。