菅総理、お疲れ様でした。東北人はアピール力が決定的にないという弱点がなぁ…
大英断だと僕自身は思います。
何をやってもどうしても叩かれてしまうこの状況で、いいようにサンドバッグになってしまったのですが、仕方ないという言葉では片付けたくはないですね。言いたいことも言えない状況だったのではないでしょうか。
それに比べたら、僕個人なんて、ブログで言いたいこと言い放題好き勝手し放題ですが、菅総理のような影響力は皆無。
小物と大物の圧倒的な差ですね。
しかしながら小物と大物であっても共通項があるのです。それは東北人であるということ。
そして東北人は、アピールが下手なんだよなぁ。
はっきり言って、やることはちゃんとやってると僕は思います。仕事の人なんだと思います。見た感じも決して社交的じゃないし。
けど、だからこそ本当にもったいないと思います。こういう考え方は間違っているのかもしれませんが、菅総理が評価されないのは、彼がはやはり根が東北人だからなのかもしれないと僕は思っています。
東北人は黙々とやるという感じですよね。なんでもとにかくコツコツやる。まずは自分がしっかりしなくちゃということで、とにかくコツコツ。そして黙々。
例えば僕の大好きな鹿島アントラーズの元選手に小笠原満男さんがいました。岩手の出身。僕と同じ東北人で、だから応援してました。技術も能力もずば抜けていると思っていました。けれど、なぜか世間の評価がひくいのではないかとずっと思ってました。いつも4番手5番手。はっきり言って本当に納得できませんでした。そんな彼の記事を見ると、もう必ず
寡黙
口下手
暗い
といったコメントがあって、もっとひどくなると「不貞腐れているような顔をしている」なんてことを書かれたりもしていました。僕はちょっとした怒りとともに、しみじみと思ったものです。
愛想がないと、どれだけしっかり仕事をしていてもダメなのかなぁ
東北人は愛想がないとみられがちです。確かに余計なことは言わないという気質がありますし、まずは自分がちゃんとしろという感じでもあります。同じ青森県人で元鹿島の柴崎岳選手がいますが、彼もまさに東北人ですね。それどころか同県人でもあります。
冷静に考えたら、動きの激しい移籍の多いプロの世界で、しっかりとスペインのリーグに腰を下ろして頑張っているのだから、これはものすごいことではないかと僕は思うのです。けど、彼もまたアピールをしない東北人。日本人がなかなか大成しないスペインリーグで干されることもなくコツコツやってるだけでは世間も納得しないようで、最近いきなりA代表に呼ばれたことがニュースになってましたが、あまりいい評判ではありません。
なんだかなぁ。
こういう言い方は良くないのかもしれませんが、東北人に比べたら、あくまでもイメージですが、関西人なんかは、愛想良くゴリゴリ押してくる感じがします。能力云々ではなく(能力が低いと言いたいわけでもなく)、単に愛想と勢いでゴリゴリくるから、なんとなく色々な壁が強引にこじ開けられてしまうというイメージがあります。
強引でも大丈夫なのは愛想がいいから。あとは笑って楽しそうにしていいがないいがなってな感じで。
僕は正直、関西人は苦手です。コツコツ積み重ねたい東北人に対して、勢い重視でゴリゴリ押してくる感じの関西人。僕はずっとそう思ってます。偏見かもしれませんが、それでも好きにはなれません。
ところで、上記のようなことを言うと、こう言われます。
物事はコツコツやればいいってものではないよ
その通り。本当にその通りです。
この記事で言いたいことはそこなのです。
実際コツコツやったところで、適切なアピールがなければ、それはなかったことにされてしまう。アピール下手はある意味致命傷だったりもします。
そして東北人はいいだけそういう目に遭ってきたはずです。ときの人を見ても、菅総理を見ても、そういうことで損をしている人のなんと多いことか。
ボクシングの畑山隆則さんなんて本当に例外。けれど、ものをズバズバ言う彼であっても、やはりやることをコツコツやるという東北人気質は随所に見え隠れしています。YouTubeの動画を見ると一目瞭然。
良くも悪くも東北人はオナニスト気質があります。言い方を変えるなら職人気質、あるいはオタクともいえます。何かにこだわり、コツコツ積み重ねるけど、アピールをしないもんだから、気持ち悪がられる。
本当に損してるなぁ。
そもそも派閥を作らない総理なんて、いかにも東北人って感じ丸出しですよ。みんなでワイワイやってる最中に部屋の角にポツンと一人でいて、フロアを眺めている感じですよ。けど、本人は寂しいとは思っておらず、逆に「なんでこんなところにいなきゃないんだ?早く帰って仕事したい」なんて思ってたり。
仕事はちゃんとやるし手を抜かないけど、人付き合いが苦手で愛想がないとか。
もうね………
僕はものすごく悲哀を感じます。勝手にそう感じているだけかもしれませんが。
ちなみに高市さんをディスってはいませんので悪しからず。仕事もできて尚且つアピール力もあるとは高市さんのためにあるような言葉なのかもしれません。
仕事をしたら、適切にアピール。
これが本当に大事なんだなぁと痛感するのです。