道央自動車道はいつも雨

少し前に旅行に行ってきました。場所は秘密ですが、道東のしかも端っこの方です。北海道に詳しい方なら「どっちかだな」と想像されることと思います。どっちかです。あとは想像にお任せします。

いい天気でした。珍しく道東は晴れていました。そして夏!という感じでした。道東への旅行は基本的にいつも寒くていつも雨だったのに。

毎回必ず寄ってしまう湖は通り過ぎるだけで今回は寄らず終い。ちょっと残念です。そういえば摩周湖には行きたかったはずなのにすっかり忘れてました。やはり今回も霧の摩周湖だったのだろうか?

観光地見学はほぼしませんでしたが、毎回利用する道はやっぱり今回もしっかり利用。北海道はでっかいどうなので、特に長距離移動では裏道など一切役に立たないのです。結局は幹線道路を使うのが最も安心安全な走り方ではないでしょうか?ここだけの話、特に道東はスピードが出せる区間があちこちあって(法定速度内でね!)いちいちオービスだのなんだのとアラームが鳴らないのが精神衛生上とてもいい感じ。

スピードといえば、道東道。天気が良かったのに、なぜか道東道だけは雨。全線というわけではありませんでしたが、雨が降ってました。やっぱり降るのね。

   

今回泊まったホテルは、当然の如く半年前、つまり今年の正月明けぐらいにはすでに予約してたのですが、今回はアクシデントもなく宿泊できることになったのでとてもよかったす。今年の正月はどこにも行けず終いで辛かったですよ。

それにしても毎度思うのは、例えばホームページの写真と実際とではかなり違っていて、そのギャップにどれだけ耐えられるかという問題。

しかし今回はそのギャップが限りなく小さくすんで、だからとてもよかったです。僕とすればやはりホテルに求めるのは食と温泉。それがよければあとはなんとでもなるのですが、ホテル側でもそう考えているのでしょう。

だから盛ってる写真が多数見受けられるのです。

今回のホテルはというと、言ってみればすっぴんに近い写真でしたね。何も足さない。何もひかない。そんな感じでしょうか。だから僕も満足、連れも満足したようでした。それどころか、あの写真はほんの一部で、食べきれない量や種類にお互いに圧倒されました。いい意味で「これぞホテル!」でした。そもそも、いつもの日常ではちまちま食べているのだから、ホテルに来たらあれこれ贅沢したいというのが素直な二人の本音。そのために半年かかって旅行費用を貯めるのだから、ここぞとばかりの非日常は、もちろん楽しむしかないっしょ!

温泉も広くてデカくてのんびりできて最高でした。

そういえば、僕は温泉に入るときには眼鏡を外す主義だったのですが、今回からやめました。単純に危ないからです。特に温泉が広いと危ないのです。最初はいつもの如くに眼鏡を外して入ったのですが、あまりにも見えないので「これは危険」と判断。なので眼鏡をかけたのです。

あら視界はっきりくっきり!

ある程度何も見えない感じで温泉を楽しむのもいいのですが、ちゃんと見える温泉もいいですね。

それにしてもホテル内はすごい人でした。感染対策は流石に徹底されてましたが、そんなことはもう日常!とでも言わんが如くに人人人。今回は夕食も朝食もホテルで食べたのですが、やはり人人人でした。

いいことです。

   

なんとか宣言だかで、おそらくはほとんどが北海道民だったようですが、北海道旅行の8割は道民が占めているとのことなので、当然といえば当然でしょう。以前はよく見かけた外国の方は、今回は全く見かけませんでした。若い女性が複数とか、あとは家族連れが多かった感じです。だから賑やかでした。これもいいことですよね。旅行は楽しくなくっちゃ。なんとか宣言などを気にしてつまらない旅行してしまったら金がもったいない。旅行は楽しくしなくちゃいけません。

テレビとかで専門家と称する輩が「なんの理論的な根拠もなく」ただただ偉そうに人流がーとか陽性者が増えたーとか騒いだところで、もはやオオカミ少年状態でしかありませんし、誰も聞いてないのを自覚してもいるのでしょう。今度は「重傷者がー」とか「妊婦のワクチンがー」とか、ものすごい必死。何がなんでも恐怖のずんどこに叩き込みたいんだというその熱意には狂気しか感じませんが、おそらくは旅行者にとってもそうだったのではないでしょうか。

だから気にせず旅行!

マスクもしてます!手も洗ってます!消毒だって毎回してます!が日常の世界。もうそうなっちゃったので、それでいいのです。

  

最後ですが、北海道で旅行となると、とかく増えがちなのが車の移動距離。

ひたすらに車で走り続けるので、気がつけば今回も1,000km越え。ちなみにこれまでの最長往復距離は1600kmで、こうなると移動だけでも相当なものです。運転することは大好きだし、楽しいのは楽しいのです。けど、歳なのか、しんどいのも確か。

だから休み休み走り、道中に道の駅があればすかさず寄るパターンなのですが、そうなるとさらに時間がかかるのでして、いつものことながら、北海道の大きさを感じます。いかにも旅行って感じがします。遠くに行く!遠くまで来た!という満足感。

本当に楽しいのです。

道民の連れが松山千春をほとんど知らないことに地味にショック。笑