死ぬまでのお付き合い

医学的な何かをするにつけ、持病のアトピーや喘息がついて回ります。
骨髄バンクの時も、せっかく提供できる!と思ったら、まさに喘息で全身麻酔がダメだからと却下
なんでやねーん!
などと言ったところでどうにもなりません。
僕は不安になりました。
全身麻酔がダメということは、例えば大病で手術しなければならないとなった場合はどうするんだろう?
ガーン!手術不可能ってこと?
しかし、逆に「これはもう開き直って病気にならないようにするしかない」と思い直して今に至ります。
僕は迂闊に風邪も引けない。市販薬のどれが僕にはダメなのかがわからないからです。ちなみに湿布もダメです。アスピリン、つまり解熱鎮痛剤がダメなのです。コンビニで気楽に買えないのです。ちゃんと薬剤師さんに聞かないと薬が買えない。
インフルエンザの予防注射の時も問診を受けて判断してもらいました。
今回のワクチンは打ちたいけど打てないです。
アトピーと喘息は一生治らないので仕方ありませんね。
幸い、今は寛解期なのですが、油断できないとはまさにこのこと。
決して大袈裟ではなく、一人緊急事態をずっと続けてきているのです。
なので慣れました。四の五の言わずに、やれることをやるしないのです。例えばステロイドがどうのこうのというのはまさに無駄なことであって、ネットを見たらそれこそ多くの知識が大量にある。その中から自分に都合のいいような知識ばかりを集めようと思ったらいくらでも集められます。
けどそれは無駄。
現実はといえば、少なくとも僕にとってはステロイドは極めて有効で、ステロイドなしの生活は考えられませんし、耐えられません。
僕はアトピーや喘息と死ぬまで付き合っていかなければならないのです。
なら、無駄なことはしないにこしたことはありません。そしてこういう場合は批判も批評も文句もぜーーんぶ無駄。
いかにして進んでいくか。これしかありません。
死ぬまでのお付き合いなのだから。