「自分はいい人」症候群

下記の画像に騙された人たくさん。

なぜ騙されるのかというと、

自分はいい人症候群

に陥ってるからで、以下の症状が特徴です。

・弱いものは助けなければならないと思い込んでいる
・弱いものはいつも強いものにいじめられていると思い込んでいる
・自分は正しい側にいると思い込んでいる
・強いものは悪だと思い込んでいる
・自分は「いい人」だと思われたい
・テレビと新聞の見過ぎ
・なぜかメディアを信じている

特に最後と最後から二番目は致命傷で、もうこうなると治療は極めて難しいです。

いい人だと思われたい人は、大抵の場合、その場の空気に流されてしまいます。なぜなら空気を乱すのは「悪いこと」だからです。そこにつけ込まれるのですが、しかし本人は案外「つけ込まれている」とは思ってないのであって、その根底には「自分はそもそもいい人で正義の側にいる」という思いがあるのです。

みんな綺麗事言っていい人になりたいんですよ。

弱者を助けろ!

なんて。女子供をいじめるのは卑怯だ!って。そういうこと言うと

気持ちいいもんね!

ラリホー

しかし実際には中国とかハマスにそれを面と向かって言える人はいません。なぜなら実際に暴力を受ける可能性が極めて高いからです。

アメリカや日本にはいくらでも言えるのにね。まあアメリカも日本も直接的な暴力は使わないからね。

現在進行形でジェノサイドを行う野蛮国家中国や、国際テロリストに指定され、女子供を盾に使うハマスは暴力にいささかの躊躇もないし。そんな輩には絶対に言えないですよね。怖いから。

  

僕は何度も言ってると思うのですが、本当に弱い人はそもそも発言すらできず、どこにいるかもわからない。そんな人を実際に助けられるのは

圧倒的な強者のみ

です。結婚相手と営む家庭においてすら、それを維持するのに四苦八苦なのに、見ず知らずのましてやどこにいるかもわからない弱者を助けるなんて、そういう人は

商売でもない限り

いないのではないですか?いくら漫画を読んでも、小説を読んでも、映画を観ても、それで自分は強くなったと思い込んでも、実際には何もできない。驚くぐらいに何もできません。

本当に悪人をぶちのめしたことがある人は何人くらいいるでしょう?

おそらくはそんなにいないのでは?

  

だから諦めろとか、冷めた目で見ろとかではありません。冷静になるべきだと僕は思います。1枚の写真は1枚の写真でしかありません。それが事実だと思い込まないことです。

そして自分はいい人なんだと思わないこと。

悪人はそこにつけ込むのです。だから自分は人1人も助けたことがない。そんな自分には何もできないと悟ること。そうすれば、感情論から抜け出すことができます。

可哀想だと思わないのか?
→だって1枚の写真ってだけのでしょ?それで全部を決めていいの?
ニュースを見てないのか?
→なぜニュースが正しいと言えるの?
お前はひとでなしだ!
→じゃあそういう自分が助けに行ってあげて

なんのことはない、儲かる話があるから一口乗らないか?って言われたら

じゃあ自分一人でやって儲ければ?

て話と一緒。騙されてはいけないのです。いい人症候群の人は騙しやすいからね。振り込め詐欺ならぬオレオレ詐欺がなくならないのも、根っこは同じ。

息子?いい大人なんだから俺は私は知らん!勝手にすれば?

でいいのです。