YouTubeでクラッシャージョウ

いやぁ本当に楽しかったです。

本当に大傑作でした。

何がいいって、「余計な能書き一切なし」なのが最高!

最初から最後まで一気に魅せる!

それでいて手抜き一切なしのセルアニメ!

小芝居すら全力で、ヒーローヒロインも悪役もちゃんとキャラが立ってて、最後はハッピーエンディング!

これぞスペースオペラ!

これぞ大活劇!

もちろん僕は中学生の時に映画館で観ました。その後にビデオレンタルでも観ました。ビデオは当時の僕には買う財力がなかったので諦めましたが、ダビングしてました。

この頃は本当に見応えのある作品ばかりだったなぁ。

なんでこういうのを今はやらないんだろう?

   

思うのですが、今の作品ってのは、それが小説であれアニメであれ映画であれ音楽であれ、本当に、本当に、無駄な能書きが多すぎると思います。もう本当に中途半端な能書きが多すぎて、僕にはついていけないのです。

たくさん伏線を張れば物語

っていう見る側も作る側も勝手に思いこんでるような悪しき慣例ばかりでもううんざりってのもあるし。

富野節が流行ったあたりから、もうやたらめったらと能書きだらけになってしまったのは仕方ないといえば仕方ありません。

それまではアニメは「お子様が見るもの」だったのだから。だからこそ富野節が

大人の鑑賞に耐えうる

という価値観を広げた功績は本当に大きいとぼくは思っています。

けど、今は逆にその能書きが万能になってしまって、本当にネチネチうじうじねとねとダラダラグダグタ。

今では、何かといえば「こんなにも考えてる悩んでる僕ちゃん嬢ちゃん」ばっかりだし、肥大化した自我だらけでわめくか悩むかするような登場人物ばっかりだし、無駄知識のオンパレードだし、顔はみんなおんなじで髪の色が違うだけだし、CGだから作画は安定してるけど心にグッとこないしで、もうすっかりアニメを見なくなってしまいました。

本当に全然1mmも心を動かされないのです。僕の感性が衰えていると言われたら、それは否定しません。今はそういうのが普通なのだろうから。

けど、僕には全くもってピンときませんし、今のような作品なら観なくても全然なんとも思いません。

逆に昔のアニメや特撮のYouTubeが本当に心の底から面白くて、それしか観なくなりました。そういう意味では今の時代は最高です。

  

昔の作品限定のサブスクしてくれないかなと真剣に思っています。具体的には80年代までの作品に限定して月1,000円ぐらいでどうでしょう?なぜ80年代までかというと、90年代になると本当に全ての意味で物語の質がガクンと落ちた気がしてならないからです。

そういうのがあっていいというか、むしろあるべき!

コンテンツを所有している企業は考えてほしいと思います。潜在需要は大きいと思いますよ。