あまりに気持ち悪い、もっと言うと狂気を孕んだ発想

まずは本当に素晴らしい動画を紹介!

本当に簡潔にまとめられていて、まさに必見の動画です。さすがは茂木さん!

もぎせかの素晴らしいところは、事実(だろうとされること)をただ並べるのではなく、背景にある思想や経済や心理(ざっくりと人の気持ちってこと)をちゃんと考慮しているところで、本当にすっと入りやすいのです。

だからといって、知識自慢によくありがちな重箱の隅を突っついて、これこれの本のここにこう書いてあるというどーでもいい知識を振り回すのとはわけが違い、もぎせかは出来事の流れをしっかりと俯瞰的に追っていく事で、だからこそ歴史の厚みがはっきりとわかるのです。僕はもぎせかには本当にお世話になっています。以前も書きましたが、通勤時にはずっと聞いているのです。元々世界史は大好きでしたが、今までは例えば教科書なんかはローマ史はローマ史だけ、中国史は中国史だけというような感じだったのです。教える方も教わる側も、どっかの地方の歴史だけ。もぎせかはそうではなくて、全部ひっくるめて世界史なんだと。Youtubeを見てたら(聴いてたら)本当にそれがよくわかりました。よーく考えたら、それは当たり前だったのですが。

ちなみに僕が幕末と大東亜戦争あたりの日本の歴史が基本的に大嫌いな理由もそこにあって、無駄な知識自慢がうじゃうじゃ湧いてきて、どうでもいいような重箱の隅をこれでもかこれでもかと突き回すのが嫌で嫌でたまらないのです。そんな輩の話を聞いたところで、大きな流れは絶対にわからない。

百田尚樹さんの日本国紀は、その意味では本当に素晴らしかったですね。しっかりと流れが浮かんできたからです。そしてその日本国紀に無駄に突っかかってくる気狂いじみた連中こそが、僕が大嫌いな「無駄な知識自慢の連中そのもの」。そういう輩のどうでもいい話なんぞ、1秒たりとも聞く気はありません。

  

さて、今回僕が書きたいのは、上記動画のコメント欄のとあるコメントについてです。あまりに気持ち悪い、もっと言うと狂気を孕んだものだったのですよ。だからそれについてちょっと考察したいなと。

そのコメントは、平たくいえばヒステリックなコメントでした。

直接引用はしませんが、内容はこうです。

「あなたの動画のせいで、あなたが反論した相手に対して攻撃している人がいる。けしかけてるの?」

いやはやびっくりしました。最近の学生の国語の点数が下がっているというニュースがあったような気がしますが、まさにそれを地でいくレベル。こんなコメントを本気で書いてるとしたら、こんな異星人との会話は無理だなと思いました。まさにサヨク思考そのものです。

コメントを書いた人が動画の内容を全く理解できてないことは明白だとして、この無駄な悪意はどこから来るんだろう?

上記の場合、攻撃している人に自制を促すのが筋です。当然のことでしょう。そして茂木さんが攻撃をけしかけてないのも、これまたバカ以外には明白です。茂木さんは反論しているだけです。相手の(自分への中傷レベルの)意見に対して、しっかりと背景まで語って反論しているだけ。

字が読めないのは不幸ですが、言葉や行為の意味を理解できないのもまた不幸な事です。

  

さて、僕が言いたいのは、実はそれではありません。上記のコメントを見ていて思ったことがあるのです。異様だと思っているあることを思い出したのです。

例えば誰かが犯罪を行なったとします。

何故か「親や身内に謝らせる」でしょ?

自分の子が犯罪を起こしてしまってすみませんって。夫が妻がすみませんでしたって。

頭おかしいの?

と思います。なんの関係もないでしょ?罪を犯した人はもう親から独立した大人だし、それこそどの法律にも一族郎党で罪をつぐなえなんてことは書いてません。

なんでそんな大人が罪を犯したら

なぜ親や身内が謝るの?

馬鹿なの?

僕ははっきりと書いておきます。

親や身内に謝罪を求めるなんて100%狂ってます。

なんのための成人だよ?一旦産んだら、死ぬまでの行為の全てが親の責任か?違うよね?結婚したら相手の行動を全部把握して監視してるの?当然違います。

そういえば最近も総理の子供がうんたらって喚いて総理に謝罪させてませんでしたか?

頭おかしいでしょ?

茂木さんの動画を見て、相手が悪いと思う。それは各人の自由です。けど、各人が相手を攻撃したら、それは茂木さんのせいかと言えば100%違います。これが本気で分からない人がいるんですね。

分からないからこそ、けしかけたの?なんてコメントができるのです。

僕はそれに恐怖を感じます。サヨクに対する恐怖と同じで、言葉が通じないというのは、言ってみれば人食いグマと対峙するのと変わりありません。そういえば百田さんのツイートもまんま同じパターンで発狂している人がいましたね。百田さんがけしかけたって。

当然のことながら、こちらも全然けしかけてないことは明白です。上記同様の流れのまんまです。クマと対峙した茂木さん、百田さんはいい迷惑でしかありません。

クマには人間の理性は通じませんし、当然のことながら言葉だって通じない。

話が通じないというのは、まさに恐怖です。

こういう相手に理を持って接するのはどうなのか?と僕はずっと書いているのですが、上記がまさにその一例なので、それを書いておきたかったのです。

でも、こう書いたら、必ずや「子供が悪いことしたら親が謝るのは当然だろう!」って曲解する人が出てくるのが目に見えてますが、当然のことながら、そういう人は字が読めてないのであって、僕には人食いグマだとしか思えないという。

あーこわいこわい。

wikipediaより