赤ちゃんは悪霊を怖がるのか?

北海道は開拓の歴史ゆえに、それなりに怖い話があるだろうし、中には大変怖い話もあります。また札幌市に限ってみても、これだけ大きな街であるにもかかわらず、大都会であるにもかかわらず、心霊スポットだの呪われたところなんかがわりとたくさんあります。

それだけじゃない。

そもそも一番怖いのは「人間」なのであって、ヤクザや暴力団はそりゃ怖いだろうし、半グレだっているだろうし、話の通じないサヨクもそれなりにいることでしょう。ススキノなんて偏見しかない僕の目にはぼったくりバーとか入ったら出てこれない飲み屋とかがありそうで、絶対に一人では飲み屋には入れない。

はたまた地下鉄駅を降りた、というか駅から地上に出たといころなんかに「安倍政治を許さない」って看板抱えてパイプ椅子に座ってるような頭のいかれている爺さん婆さんがいたりすると、まさに恐怖でしかないですよね。どういう生き方をすればああいう頭のイカれ具合になるのか?

山がすぐ近くにあることからクマなんかも民家に出てきて、それもまた怖い話です。思想に狂ってる連中も話が通じないのですが、クマだって話は通じない。でもって腹ペコクマさんの目に見えた人間が食料だと判断されたら最後。可哀想だから山に逃してあげるわなんていう綺麗事を言ってる最中に食われてしまうのです。ガリガリボリボリ。

というわけで、札幌は結構怖い街のようです。

けど、幸いなことに、僕はまだ一度も札幌では怖い目には遭ってません。

  

札幌に移り住んだ当初は、夜中だろうがどこだろうが、割と平気であちこちに出かけました。札幌のことを少しでも知りたかったからです。言い方を変えるなら、札幌についてはほぼ何も知らなかった。

だからなのでしょう。あとで「あそこは危険なところ」なんて教えてもらったようなところなんかも夜中に自転車で通ってたとか、はたまたそこは怖い場所だというようなところで酔って寝てたとか、ずいぶん綺麗に雪かきするなぁと思ってたらヤクザの事務所だったとか、ある意味恐怖と隣り合わせのようなことをたくさんしてました。

話の通じないような頭のいかれた人とどうしても対決しなければならないなんて状況も今までのところは回避できてますし、安倍の政治がうんたらなんて爺婆は完全無視しているのでこれまた問題ないし。

そもそも怖いというのは、情報があって湧き上がる感情だったりもするのだから、事前情報が何もなければ怖がることができなかったりします。また、意識して避けることで、それなりに回避したりすることもできます。

事故物件なんかも、そもそもそこが事故物件だということを誰も知らなければ、案外何事もなく穏やかに過ごせるのではないかと思ってますし、心霊スポットも、そこが心霊スポットだと知らなければ、案外何事もないのでないかと思うのです。

クマを怖がるのは事前情報云々ではなく、危険を察知する本能のなせる技ですが、そう言うことを除くと、概ね怖いという話においては、情報を遮断することが最も有効なのではないか。

逆に言うなら、怖がるためには、怖がるための情報が必要ってことではないかなどというようなことをつらつら思いながらエクソシストを観ました。

そもそも赤ちゃんは悪霊を怖がるのだろうか?なんて疑問があったのです。

僕の答えは「赤ちゃんは悪霊を怖がらない」

皆さんはどう考えるのでしょうか?