シオン賢者の議定書

wikipediaより

僕個人の意見ですが、このシオン賢者の議定書(最初にムーで知った時にはシオン議定書という名前で覚えた)は、この種の陰謀論としては最高峰に位置する、まさに陰謀論中の陰謀論だと考えています。

この(あえてこう書きますが)与太話をどれだけの人が信じてしまったのか、どれだけの人が巻き込まれてしまったのか、そしてどれだけの人が

死んでしまったのか

そう考えると、そのスケールのデカさは悪い意味で空前絶後でしょう。

良くも悪くも西洋は聖書の世界。だからこそ聖書に関連した話は一概に与太話とすることができない土壌あるように思えます。聖書の影響をあまり(あるいはほぼ)受けていない日本からすれば良くも悪くも

へー(そうなの?………よくわからん)

で終わりそうな話ですが、西洋では事情が違う。聖書の世界に則ったそれっぽい話をされたら、

そうかもしれない

あるいは

そうに違いない!

となるのは仕方ないことだと思えます。もちろん「仕方ない」で済ませられる話ではないのですが。

 

正直なところ、なぜユダヤ人がそこまで嫌われるのかについては、今もって全くピンときません。あるいはそれも陰謀論的解釈なのであって、そもそもそこまで嫌われていない、あるいは本当は誰も嫌ってはいないのかもしれないとすら思っています。

けれど、シオン賢者の議定書がここまで影響力を持ってしまったことを考えると、そしていまだにユダヤガーとか言ってる人たちを見ると、

・ユダヤ人は本当に嫌われている
・あるいは、聖書をめぐっての思想的なアンチ勢力の執拗な(嫌がらせ)運動

のいずれか、あるいは両方のように思えるのも事実。そしてそれは自民党の何が悪いのかよくわかってないくせにジミンガーって言ってる人達と同じレベルだと僕には思えます。理由があって理論的に納得して言ってるのではなく、なんとなくそういう風に「みんな言ってるから」俺も私も言うぞ言うわってレベル。感情レベルで「自分をよく見せたい」という虚飾に塗れた人の戯言というか。

  

ユダヤを知るには聖書を知る必要があって、だから最近またちゃんと聖書を読もうと思っているのですが、何せ挫折した経験があるので、だから違う方法を試しています。

西洋の思想のほぼ全ての骨格は聖書にあるだろう、そしてこれ抜きにはモノを語れないと強く思うからです。

何かしら訴えるものがあるからこそ空前絶後のスケールの陰謀論になってしまったのだし、そこをできるだけ理解しないでwikiの記事をコピペして紹介しても意味がないので、いつもの如く、興味が沸いた方は自ら調べてみてください。

ところで、実は陰謀論に思えて、それが本当のことだとしたら、それはそれで強烈すぎるなぁと、他人事ながら思ったりもしています。

そもそも陰謀論というのは、そういう「空想の中」でこそ最も威力を発揮するべきものだとは思うのですが。