黙示録はあった…?

1999年7月。
特に何もなく過ごしました。平成11年と言えば何があったかなと思って調べたら、目に止まったのはアメリカ民主党の当時大統領だったビル・クリントンの弾劾裁判。
ホワイトハウス内でモニカさんとあんなことやこんなことなどしちゃったのですが、当時の僕は思いましたね。
大統領がそういうことまでしちゃうのか。
これが日本だったら、この世からのお別れ案件だね。
というか、アメリカの民主党ってなんか常にロクでもない気がします。
1999年と言えば、ムー民だった僕としては、やはり「ノストラダムスの大予言」ですよ。
正直に書くと、「どうせ当たらない」でした。これは本当に。なぜなら西暦1000年ごろだって何も起こらなかったのだから。
わ!何も起こらない!なぜ?
当時のヨーロッパもこういう感じになったようなのです。ただし、面白いのは「だから神はいない」とはならなかった点。その代わりに「黙示録はもっと後の世に起こる」なんて都合のいい解釈しちゃったんですよね。けど、もうその時点で普通なら
(キリスト教の)神って本当にいるの?
ってなりませんか?全知全能の神が何もしないなんて。というか、そもそも神は祈ったところで何もしてくれないのです。ただただ沈黙してるだけ。皆さんも祈ったことが1度以上はあるはずですが、直接「よしわかった!」なんて神が答えてくれたことがあります?もし仮に何かがあったとしても、それをせいぜい後付け解釈して納得してるだけではないでしょうか?もし仮に神が答えてくれたなんていう人がいたら、病院に行くことを僕はお勧めしたいですね。
そんなわけで、(キリスト教の)神はいない(と僕は思っていますが)けど、教会も立てちゃったし、キリスト教を取り巻く経済圏も確立してるし、今更「全部なし!」「終了!」とは言えないから、まあ当時もそれっぽい話をしつつも、最終的にはうやむやにしておこうなんてことになったのではないですか。
一部の偉い人が「なんだおい、神ってこんな程度か?じゃ破門とか別に怖くもなんともないな」なんて言って、時の教皇をビンタして憤死させたりしましたが、出来上がったシステムにはそうそう逆らうこともできず、気づけば今日でも地球上の3分の1はキリスト教徒。
けど、惰性で成り立っているだけなので、そりゃ黙示録も来ません。未来永劫とは言いませんし、それっぽいことが起こる可能性はあると思いますが、キリスト教の伝える黙示録は来ないでしょう。
余談ですが、そこへ行くと、弥勒菩薩は約56億年後でないと救済に来ないのだから、考えた人は天才ですね。絶対に救済になんて来ない(来れない)こと確定なのだから。
ところで、僕は実は違う考えも持っているのです。というか、ああ、なるほどそっちの方が納得できるな!と感心したのです。
それは具体的には「幻魔大戦deep」
パラレルワールド!
って発想なのです。地球が滅亡したのは違う次元の地球の話だったのだと。
今この現在は常に可能性の分だけ枝分かれてしていくというパラレルワールドの概念なら、当然黙示録の世界が起こる、あるいは起こった世界があってもおかしくないというか、ないと言い切れないですよね。
なるほどこれならなんでも説明できてしまうまさに万能理論。笑
(キリスト教の)神の存在と同様にあやふやで本当か嘘かはわかりませんが、神の概念よりはパラレルワールドの方がすんなり受け入れられるのは…人それぞれですね。笑
しかしパラレルワールドにはロマンがあるのです。だって事実上なんでもありの世界観なのだから。
やっぱりロマンですよロマン!