自分ちの浴室を温泉だと思って楽しむための方法

4連休なんてそんな贅沢は僕にはありませんでした。
けど、土日は休みの仕事なので、毎週2連休であることは間違いありません。それを贅沢と捉えるか、はたまた不足と捉えるのかで、気持ちの持ちようはかなり変わってきます。
僕としては、ある時は贅沢、ある時は不足と捉えています。その時の気分次第なのですが、どちらにしても日曜の午後はとても暗い気持ちになってしまうのは仕方がありません。
明日からまた仕事だよ…
仕事は嫌いではありませんが、さりとて熱狂的でもありません。露骨なまでに「金のため」というわけではありませんが、いやいやこなしているわけでもありません。
だけど、やっぱり日曜は午後も遅くなればなるほど心も体も怠くなるのです。
困った。
こんな時にはどうすればいいのだろう?
そこで思いついたのが温泉に入るのことなのですが、勝手に自粛継続しているのです。つまりは出歩くことがない。こもって本ばかり読んでるのだから、知的には豊になれど、体の癒しとしてはいかがなものかと思わずにはいられません。そしていつも体はだるいのです。
ああ、温泉に入って体を癒したい。
そんな妄想が頭の中に浮かぶのですが、近くには温泉はないのです。いや、あるにはあるのですが、お金がもったない…などと小市民のしみったれた感情が僕を抑え付けるのです。
ああ、めんどくさいこのチンケな根性。
しかし、ここで発想の転換をすべきだと思いついたのです。
そうか!
自分ちにも当然浴室はある。温泉と浴室の違いは室内の大小と、湯に効能があるかないかだけではないだろうか?
どうせ入るなら、温泉だと思って入りたい!ならばそのために工夫をすればいいのではないか!
おお!eureka!
という訳で、早速、自分ちの浴室を温泉だと思って楽しむための方法を考えてみました。思いついたのは次の通りです。
・浴槽に温泉の素を入れる
・浴室内の電気を消して目を瞑る
・あったまる
完璧だと思いました。思ったからには即実行。
………。
工夫次第で優雅なひと時が作れるんだと実感。ちょうど、湯上りに冷蔵庫にあった(紙パックではあるものの)牛乳を一気飲みして、僕は大変満足しました。
その後素っ裸でしばらくいたのですが、実に心地良かったです。というか、これに関しては温泉ではできない訳で、むしろ温泉より贅沢かもしれん!と思ったら、自粛するのも満更ではないなと自己満足。
たまにはそんな優雅な時間もいいよねと納得したのでした。
おしまい。