札幌の街角で、恋の行方を見守りました

時間がなくて、所用で出かけたおり、ふと見ると、とあるマンションの生垣で、滅多に見ることのできない光景を目の当たりにしました。
何やら戯れているのです。
この写真でわかりますか?
何をしているのかはあえて書きません。
この時思ったことを正直に書くと
「頑張れ!」
なぜそう思ったのかはわかりませんが、とにかくそう思いました。
ひらひら飛んで車道に出て、車に翻弄されて地面に落ちてしまう。そんな姿をたくさん見たからかもしれません。
いつもかわいそうだと思ってました。仕事などで車で走ってるさいに窓にぶつかると、わりと鈍い音がして、本当にごめん!と思っていたのです。
僕の知らないところで、こういう営みが行われてるんだなと、ちょっと大袈裟に言うならそんな気分。間近で見るとかなりグロテスクですが、そうなりたくてなったわけじゃないし、僕に害があるわけでもないし、生きれるだけ生きて欲しい。
とかなんとかそれっぽい感想を思いつつ、しばらく見守っていたら、やがて行為は終わり、ひらひらとどこかに飛んでいってしまいました。
夜の蝶ならぬ昼の蝶。
そういえば今日って日食だったんですよね。すっかり忘れて読書していました。ただそれだけの話。


