自転車の季節

そんな悠長なこと言ってられないほど世界はとんでもないことになっていますが、今のところ、日本は落ち着いている感じ。

落ち着いているとは言っても、多くの人が我慢したり耐えたりしてなんとかこの状況から抜け出そうと必死になってるのだから、水鳥のようなものかもしれません。

水面から出ている部分はのんびりしてるけど、水面下では足が耐えず動いて頑張ってる。

昨日一昨日はとてもいい天気で、札幌の雪もだいぶなくなったため、久々に自転車に乗りました。例年、なぜかこの時期自転車を引っ張り出すと「パンクしている」という不運な僕ですが、今回はなんともなく。昨年の暮れにパンクしたので、その修理がてら、タイヤ自体を交換したのがよかったのかもしれません。

本当は自転車を買い換えたかったのですが、年末だったので断念したのです。

最近の静まりかえっていた街も、なんとなく賑わっていて、これがいわゆる「自粛疲れ」というやつかと思ったのですが、天気がよかったことも後押ししたのでしょう。心なしか明るい感じがしました。

素足にミニスカートの女性が歩いていたりして、エロい意味ではなく、いい意味で春を感じましたね。

この時期に久々に乗る自転車は、股の部分が痛くなるのですが、それでも心地よさの方が優ってしまい、ちょっとだけ遠出してみたのですが、やっぱりこれがよくなかった。

旅がしたい…

と思ってしまってその後悶々としてしまったので。

この放浪癖は一生治らないのだろうなぁと思いながら、「仕方なく」帰ったのでした。