アンティキティラ島の機械を複製して売ったらいいのにとわりと真剣に思う件
仏像のフィギュアをご存知でしょうか?
有名なのはここ
http://isumu-shop.jp/
札幌でも取り扱っている書店がありまして僕が知っているのはこちら
お値段が強烈すぎるのが難点ですが、しかしながら文句なしに「欲しい」と思わせられるんです。いや本当に欲しいなぁ。ちなみに阿修羅像ですね。弥勒菩薩もいいなぁ。というか、基本的には全部欲しいっす。
欲しくはないですか?これこそまさに美術品じゃないですか!本物はでかいし嵩張るしレプリカであっても同様。でもスケールを縮小したフィギュアなら、十分に僕の物欲も刺激されるのです。ちょっとこれちょーだい!的な。
そうそう。フィギュアといえば、アダルト系のエッチなフィギュアも正直嫌いではないのですが、今風のアニメ絵な感じのは苦手。かといって3Dプリンターで作りました的な感じのものは「単に精巧なだけ」という気がしてなりません。仏作って魂入れずというか。
そういう意味ではリアルドールなんてのは…
話がちょっと思わぬ方面に向かっているので修正しましょう。笑
アンティキティラ島の機械というのは、
アンティキティラ島近海の沈没船から発見された古代ギリシア時代の遺物で、天体運行を計算するため作られた歯車式機械であると推定されている
wikipediaより
ということで、具体的には紀元前150年から100年に作られたのではないかと推測されています。この時代に作られたものとは思えない(と勝手に現代人が考えている)レベルの精巧さで、とりあえずの結論としては、その時代に知られていた天体、太陽や月などの星の位置を予測するために作られたアナログ天文計算機じゃないかということになっています。
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面白いのはちゃんとマニュアルが付属というか機械に刻まれていて、それがあればどう使うものなのかがちゃんとわかったという点(ちなみに現時点ではほぼ解読できているとのこと)。全くもって、これを作った人は商売上手な職人ですね。細かい説明はさておき、オリンピックがいつ行われるかの表示まであったというのだから、当時としての至れり尽くせりな機械なのです。↓復元もちゃんとされています。
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そしてここからがいよいよ今回の本題なのですが、僕としてはこの当時としてはものすごい精巧な機械が果たして「おいくら万円」だったのかということがものすごく気になるのです。そもそも「ニーズ」があったんですかね?
誰が欲しがったんだろう?
それとも当時の知識人や職人が「とりあえず作っちゃえ!」などと言って勢いで作ったものなのか。しかしながら古代とはいえ、そこはちゃんとした貨幣経済社会。ものを作るのにだって金が必要なのです。ならば、作ったら売りたいですよね。じゃないと金が回収できない。説明書まである"商品"なのだから、誰かに売ろうとしていたのは間違いないと僕は思うのです。
いくらくらいで作って、いくらで売ろうとしてたんだろうなぁ。それとも偉い人からの注文品?
そして僕はこの流れからこう思うのです。
現在なら比較的簡単に作れるであろうこのアンティキティラ島の機械、プラモか何かで売ればいいのにと。
欲しくありませんか?
僕は(もちろん値段にもよりますが)欲しいです!
作って飾っておきたいです。「完全再現!」とか銘打って。デアゴスティーニとかそんな感じで。
月刊アンティキティラ島の機械!古代のロマンを組み立てよう!当時の知識を駆使したコンピュータを毎号楽しみながら組み立てよう!創刊号は980円!
サンダーバード2号並にワクワクしますよ!
あるいは「イマイ科学で小松崎茂のボックスアート的な感じのプラモデル」で売ってくれないかな。
学研の科学と学習の付録的な感じもでいいんだけど。
誰か考えて欲しいなぁとわりと真剣に思います。