もっこりしていませんが

まりもです。
数年前にこちらあたりで購入しました。

ところでいきなりの脱線ですが、道東は夏でも寒いというのは本当で、僕が行った際には、夏だけど20度とかそんな感じでした。夏じゃないじゃん。苦笑。けど、地元民の方々は半袖で夏を満喫している様子。ここに寄る前には屈斜路湖や摩周湖にも寄ったのですが、生憎の天気でやっぱり摩周湖は晴れてはおらず、そしてやっぱり寒い。

北国生まれの北国育ちで仕事もずっと北国ばかりなのに、一向に寒さに慣れない僕ですが、それでもこの道東の寒さは「これは完全にやませだな」と思ったものです。ちなみにやませとは

やませ=偏東風(山背)とは、北日本の(主に東北地方)太平洋側で春から夏(6月〜8月)に吹く冷たく湿った東よりの風のこと。
寒流の親潮の上を吹き渡ってくるため冷たく、水稲を中心に農産物の生育と経済活動に大きな影響を与える。やませが続いた場合、太平洋側沿岸地域では最高気温が20℃程度を越えない日が続く。

wikipediaより

やませって東北地方だけの話かと思ってたら、実は北海道でもそうなんですね。とにかく寒いのですよ。

そしてこんな時にすごく困るのは、例えばスーパーなどに入ると

冷房がガンガン効いてて

寒さに拍車がかかってるのでして、特に日配品とか生鮮品のコーナーで何度具合が悪くなったことか。苦笑。チリンチリンの風鈴の音やミーンミーンのセミの音も、これ以上のミスマッチはない!というレベルなのです。氷の暖簾とか、寒いのにさらに寒くしてどうする。

スーパーとしては夏の雰囲気を出したいのだというのはわかるのですが、この妙な鬩ぎ合いがなんともなぁ。

そんな寒さに負けずに道東を車であちこち走り、そして昼食食べようと休憩で寄ったのが、上記の阿寒湖温泉街。

ここにはアイヌコタンという今となっては「完全に色眼鏡でしか見ることのできない」場所があるのですが、当時は特に何も思わず、あれこれ見て回りました。木彫の熊とか指輪などのアクセサリーなど、色眼鏡なしで言うなら、いかにも「北海道」って感じのものが売られてまして、正直、とても見応えのあるところでした。値段も決して観光地価格的ではないと思います。それ相応。

そして阿寒湖といえばまりも。アイヌコタンのみならず、多くの土産屋でいろんな種類のものが売られていました。せっかくなのでと思い買ったのが上記のまりもです。僕はまりもちゃんと呼んでます。ええ、まりもちゃんです。あまり大きいのはちょっとグロテスクかなと思い、なので、程よく小さい感じのもの選びました。これならまさしくまりもちゃんと呼べます。笑

なんとなく寄り添ってる感じがしていいなぁと。僕はロマンチストだから。まりもちゃんは今でももちろん健在です。

ところで、みなさんは知ってましたか?まりもは阿寒湖だけではなく割といろんな場所にあるのですよ。さらに球状になるのは阿寒湖だけではなく小川原湖のまりもも球状になるのです。なぜか小川原湖のまりもは天然記念物にはなってないようですが。

阿寒湖まで行けないという方は小川原湖までどうぞ。

ただし、土産としては売ってないはずなので、自身で探すことになるかとは思います。

何事においても商売下手な青森県だからね。笑

 

 

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