札幌で買い物するならこのスーパーがおすすめ!

長い文章になりますが、あくまでも個人的な主観であることをまず先にお断りしておきます。またどこかの店の宣伝や、逆に営業妨害まがいのことをするつもりもありません。そこはあらかじめしっかりと念を押しておきたいと思います。

 

僕はスーパーが大好きです。例えば自転車であちこち行ってる時など、見知らぬスーパーがあれば、それが例えマッスクバリューのような系列店であっても興味津々で中に入ってしまいます。ひとりでどこかをブラブラしているときは、むしろそうしないと落ち着かないレベル。

どんなレイアウトで品揃えなのかが気になって仕方がないのです。

系列店なら店内はどれも全部一緒かと思えばそれは違うのであって、建物の形でそういうレイアウトにせざるを得ないとか、あるいは地域色が色濃く反映されているだとか、惣菜に使われている具材が微妙に違うだとか、そういうのがとても面白いですね。

系列店以外の、地域密着してやってる個人店のようなスーパーも大好きです。やっぱりレイアウトと品揃えが気になります。いやむしろそういう店ほど、その店の特色が色濃く反映されるのであって、それが本当に面白いのです。

そういう関係の仕事すればよかったなぁと思うくらい、僕はスーパーが好きです。ただし、これはお断りしておきますが、買い物自体には興味はありません。何かを買いたくてスーパーに行くのではないのです。あくまでもスーパーの中が見たい。これだけです。だから客としてはむしろ迷惑千万な場合が多いのではないかと自分でも思います。どこかの偵察の人だと疑われても仕方ないですね。

 

そんな妙な感性をした僕なので、札幌に住み始めた時には、それこそ時間を使って本当にあちこちのスーパーを見て回りまわりました。もちろん今でもあれこれ見ています。

そしてその経験から、今回は僕の独断と偏見で、以下、札幌にあるおすすめスーパーを選んでみたいと思います。というか列挙していきます。

 

マックスバリュー
スーパーとしては可もなく不可もなくといった印象。つまり何の変哲もないスーパーという感じです。良くも悪くも無難。逆に言うなら常に安心感があると思います。近くにマックスバリューがあるなら、買い物はそこでもう問題なし。店舗によって24時間営業もあれば、23時半に終わるところなどそれぞれありますが、半額シールの時間さえ掴んでおけばとても重宝するスーパーであることに間違いありません。札幌のマックバリューにはボストンベイク(パン屋)さんがテナントで入っているところも多く、これは人によっては高ポイントでしょう。また、地下鉄駅に隣接しているパターンも多いので、大変利用しやすいという点も見逃せません。セルフレジのない店舗もありますので要注意。

ザ・ビッグ
トータルコストを考えるなら、ここ以外の選択肢はありません。つまりトータルで見た場合には「品物が圧倒的に安い」ということです。つまりは安さを求めるならここ以外にはあり得ない。もちろん「安かろう悪かろう」という言葉が日本にはあるのでして、例えば本当に国産なのかといったような疑念が浮かんでくることは否めません。ゆえに産地や品質がどうしても気になるのであればお勧めはしません。偽装していると断言する(している)のではなく、僕にはそういうのは「わからない」。あくまでもあまりの値段の安さゆえに、かえって「疑問を抱かせる」という、そのくらいに値段が安いですよということが言いたいのです。僕ですか?大変重宝させていただいています。ありがたいスーパーですね。札幌といえど店舗数はかなり少なく、そこはマイナス要因でしょう。ビッグを基準にしたら、どのスーパーも高く感じてしまう。これが最大のネックです。

イトーヨーカドー
イオン系列の店に比べると、どうしても値段的な比較に終始してしまうのですがちょっと割高。高級感は確かに感じます。けれど、ラルズと比べるとイマイチになるんですよね。大手チェーンなのに、なんとなくいろいろな面で中途半端。これが僕のイメージです。どちらかに振り切るぐらいのアグレッシブさがあればいいのではないかと思うのですが。すべてにおいて中途半端であるがゆえに「ざわざわ行きたい」とは思えないのが難点かもしれません。大手なのに大手感がないのがなんとも残念です。でもオリジナルブランドの食品は美味しい!

ラルズ
時折激安の掘り出し物が出てくる。それがラルズの最大の特徴だと思います。値段はマックスバリューよりも高めだと思えば大体合ってるはずですが、言い方を変えるとマックスバリューより「高級感」があるとも言えます。しっかりした商品をそれなりの値段で売ってますよというアピール感が強いような気がしますね。惣菜の値段設定も強気な感じ。しかしその分味は悪くないと思います。というか美味しいです。北海道では最大のアークスグループ系列。そのプライドを感じます。そういえば青森県にもユニバースというスーパーがあり、アークスグループ傘下となったのですが、雰囲気はもう全くラルズそのものです。というか、傘下になる前からラルズ臭がすごかったのでして、まさに似たもの同士。青森県の方なら、これでラルズの雰囲気がほぼ完璧に伝わるはずです。ラルズの看板をユニバースにしても、青森県人なら何の違和感も感じない。そういうスーパーです。

ビッグハウス、スーパーアークス
ラルズとの違いは正直「誤差の範囲」でしかありません。品数の差ってだけですね。ラルズのところで書いたものをそのまま当てはめてくださればと思います。

東光ストア
値段が高い「イメージ」。これが東光ストア最大のネックだと思います。それも高級なものが高いのではなく、普通のもの、例えば日配品が微妙に高い。そこがなぁ。惣菜にも特別のこだわりは感じられないけど、やっぱり微妙に高い。飲料水もやっぱり微妙に高いのですよ。う〜む。僕の勝手な印象ですよ。品揃えは可もなく不可もなくといった印象ですが、それなのにちょっと値段が高いのです。東光ストアは今はアークスグループ傘下ですが、ラルズなどと違って、その特色が見えにくい感じがしますね。独自色をあまり感じないのです。店内レイアウトはいろいろ工夫しているような気がしますが。

西友
なぜか店内が暗い。なんというかいろいろと地味だなぁと感じます。特に生鮮食品の棚が暗く見えるのはちょっと残念。店内レイアウトのせいなのかもしれませんが、どの店舗もなぜかそういう感じがします。ひょっとしたら開放感がイマイチ足りないのかもしれません。広いのにこじんまりしているいう言い方でもいいでしょう。品物を見つけるのが少し大変かなぁという気も若干します。ティッシュやトイレットペーパー、洗剤など日用雑貨品のオリジナルブランドには力を入れている感じで、僕はそれらは西友から買うことが多いのですが、食品に関しては、他店にはない(オリジナルブランドではなくて他店にはないメーカー品など)品揃えがあったりして、それらの兼ね合いで評価が変わってくるのではないでしょうか。値段表記が税別であって税込表記がないのと、セルフレジの使いにくさは大きなマイナス点です。

コープさっぽろ
高齢者にターゲットを絞っている印象。トドック(宅配サービス)がまさにそうだからというのもありますが、店内もなんとなく落ち着き感があります。品物は札幌市内では最も高め設定。1割2割引で他店と同じ値段だよなぁという感じです。つまり「割引に割引感を感じない」のです。でも、高齢者が相手だと、それがネックにならないのでしょうね。惣菜や弁当の量がこじんまりしているのも、高齢者対策だと思うと納得。基本的に「価格競争には参加しません!」という意志のようなものを強く感じます。しかししっかりとしたファンもいるんですよね。

ホクレンショップ
こ綺麗で清潔感があってそこそこのおしゃれ感もあるスーパー。コープさっぽろよりいろいろと垢抜けています。コープさっぽろの上位互換と考えて間違いありません。客層もコープさっぽろより明らかに低く、商品もそれなりにではありますが安い。というか「北海道という地域に根差した」というようなブランドイメージをしっかりさせようとしている印象が強いですね。だからなのか「なんとなく美味しそう」感が漂っていますし、例えば惣菜や生鮮品など確かに美味しそうに僕には思えます。イメージって大切ですから。本州から来た僕には「北海道=食の大地」って感じで、そのようなイメージを一番色濃く表現しているのがホクレンショップじゃないかなぁと思います。

産直生鮮市場
最初のころはお得感を感じたのですが、よくよく考えてみたら、そうでもないというスーパー。このスーパーに関しては「チラシを前もって見ておくこと」をお勧めします。1ヶ月も見れば、ほぼ完璧に店の傾向がわかるので。というか、店側でもそれは意識していると思います。この曜日はこれが安いよ、この曜日の売りはこれというのがわかるようになると、それ目当てで行けばいいということがわかる。どの店にもそういうのはありますが、産直はその傾向がものすごく色濃く出ているのです。全体的な安さということでいうなら、マックスバリューとビッグの中間よりやや高めといった感じ。それと広告品との兼ね合いでお得感も出るという感じでしょう。

ラッキー
店舗数が少なく僕の住んでいるところからは近くない場所にあるので、そうそう店内に入ったことがないのですが、その少ない経験からは、良くも悪くもマックスバリュー小型版という印象を受けました。建物面積が小さいというような物理的なことではなく、スケール感といった「印象」のことです。店内は明るいし、清潔感もいいしレイアウトも広々したイメージ。品数も豊富。けれど、なんとなくこじんまり。そんな感じです。いい意味で「郊外にあるスーパー」って感じですね。

ダイイチ
ここもラッキー同様に店舗数が少なく僕の住んでいるところからは近くない場所にしかないので、そうそう店内に入ったことがありません。その少ない経験からいうと、値段的にはちょっとイマイチ感。東光ストアと同系統ですね。ただし見た目はラルズ感も漂っています。

トライアル
惣菜が最大の特徴であり、惣菜を除けば値段も含めて≒マックスバリュー的なスーパーです。一見「全体的に安く感じる」のは惣菜マジックのせい。惣菜は半額になったときのお得感も含めて、僕としてはいい感じですね。弁当はラルズには負けますが、悪くはありません。店内のレイアウトが雑然としているのは、あれはわざとなのかな?掘り出し物があるよ的な煩雑さもまた「安く思えるマジック」なのかもしれませんね。何が言いたいかというと、思った以上に安くはないということ。惣菜はお得だということ。

業務スーパー
これも案外お得感を感じるわりには実際にはお得ではないというスーパー。量の多さに圧倒されるからお得に感じるだけで、トータルコストは思った以上にお得ではないんですよね。しかし一品買いなら話は別。大変お得!業務スーパーは欲しいものだけを買いに行くのが最善だと僕は思います。

その他地域で営業しているスーパー
ネットなどでは「激安で感激」的な書き込みも多い地域スーパーですが、僕の印象ではなからずしもそうとは言えない部分が多いです。値段だけで言うなら、上記のビッグ一択でほぼ間違いありません。地域スーパーの最大の特色は地域ゆえの特色づくりが全て。惣菜を売りにしているスーパーもあれば、野菜を活路を見出しているところもあるといった具合で、その特色がうまく出ていればお得感もでるのではないでしょうか?質流品的なものは確かに地域スーパーの特色ですが、同じものが次週行ったらないなんてこともよくある話なのであって、そういう意味での安定性には欠けるでしょう。ただし、どこの地域スーパーもかなり賑わっているのは確かであり、通路が狭いという共通のマイナス面があります。子供連れで行くのは大変でしょう。

 

さて、長々と書いてきました。せっかくなので、上記を踏まえて、それぞれにおすすめのスーパーをあげて終わりにしたいと思います。

○とにかく安さで選ぶなら
ザ・ビッグ

○質より量で選ぶなら
ビッグ、場合により業務スーパー

○質で選ぶなら
ラルズ、ビッグハウス

○日配品
ラルズ、ビッグハウス、ビッグ

○生鮮品
産直生鮮市場、ラルズ

○惣菜
おおむねどこでも美味しい!
地域スーパーは美味さプラス値段的な掘り出し物あり

○日用雑貨品
西友

○酒
ラルズ

○飲料水
ビッグ、西友

○トイレ(の綺麗さ)
建物の築年数におおむね比例しているのでスーパー別の比較はナンセンス

○駐車場や立地などの条件
これもトイレと同様で、スーパー別の比較はナンセンス

○レジ
セルフレジならマックスバリューやビッグの一人勝ち。他はおおむね使いにくい。西友はむしろ改善して欲しいレベル。
普通のレジ対応はどこもしっかりしてますが電子マネーの使いやすさならマックスバリューとビッグ