ロッキーステップを駆け上がりたい!

wikipwdiaより

映画ロッキーは本当に大好きです。いや、そんな軽い表現では物足りないな。なんというか、後世に残すべき映像作品でしょう。もっというなら文化遺産。この映画は大事に保存すべきです(僕ごときに言われんでも、実際にアメリカ国立フィルム登録簿に文化遺産として保存されていますが)。

僕は今でもロッキーを観ると大感動してしまいます。

特にロッキーが正式にアポロの挑戦者となった際、ロッキーのトレーナーになるために、ロッキーの部屋にミッキーが訪ねてきた時の2人のやりとりがたまらないのです。

そのシーンは本当に生々しくて、いつも僕はそこで泣いてしまいます。今思い出しても目が潤みます。実際泣きながらこれ書いてます。

これまでの長く辛く全く冴えない自分の人生に、ちょっと光が当たった途端に群がってくる人たち。

なんだよ!
今まで散々俺を馬鹿にしたり知らんぷりしたりしてたくせに!
ふざけるな!

ロッキーを観ていた人達の多くも共感したのではないでしょうか?日の当たる時だけチヤホヤされても、どん底の時には誰も助けてくれないよねって。

生き方が不器用でろくに金も稼げず生活もままならない今で言うならダメ人間のロッキー。

でも、そんなダメ人間の俺にだって誇りはあるんだ!

根は良い人のロッキー。だからこそ相手には自分の本心を面と向かってちゃんと言うことができず、ミッキーが部屋を出て行った後で誰に向かうでもなく怒鳴るんですよね。ふざけんなぁあ!って。そして忘れ物があったと戻ってきたミッキーに本心を聞かれてバツが悪そうにしてるという。さらには帰るミッキーを追いかけて行ってトレーナーになってもらうという。

ダメ人間なのに、心が優しくて良い人すぎて、そこでまた泣けるのです。

僕はあのシーンが最高に好きです。心に染みます。わかる。本当にそうだよなぁ。

エイドリアンも素晴らしい!素敵ですよね!

目立たずシャイで、ロッキー同様日陰に生きてるけど、それでも、というかだからこそなのか、ロッキーとエイドリアンの実に不器用な恋愛が心に染みます。スケートリンクのシーンとか、いやもう僕はあれにも泣けるんですよね。年なのかな。とにかく「あー(しみじみ)」って思います。このエイドリアンとポーリーのリアルすぎる兄妹関係もまたドラマですよね。

そしてあの有名なトレーニングシーン!

あまりにも有名になってしまったので、名前までついてしまいました。ロッキーステップと言って、地図で検索すれば一発で出てきます。

今はどうか知りませんが、映画公開当時は真似する人が続出したそうです。

気持ちはよぉくわかります。

僕だって地元民だったら真似したいです。いや、今でもやってみたい。夜も明けないうちから起きて生卵6つ飲み込んで、体を動かして、そして朝日が登るタイミングに合わせて走って、最後にステップを駆け上がって感動したいです!もちろんロッキーのテーマを聴きながら!

有名な話ですが、実際に主演のスタローンを本物のボクサーだと思った店のおっさんがオレンジを差し入れするという場面が映画で使われているんですよね。すごくいいシーンです。

ロッキーのテーマは「人間としての尊厳とは何か?」ということ。これに尽きるでしょう。いいシーン、心を打つシーンはたくさんあります。おっさん世代なら僕に言われなくてもあれこれ思い出すことでしょう。そしてそれに共通するのは、どういう境遇であれ、人間には誇りがあるということ。俺だって私だって頑張って生きているんだ!という誇りがあるのだということ。そしてその誇りを胸に秘めながら頑張る!

それが人間の尊厳なのだと僕は思います。

ただ誇りを持つだけではなく、それを元にして頑張る。その頑張ることの大切さこそが、尊厳であり、その尊厳を見事に表現し切ったのが映画ロッキーじゃないでしょうか。

だからこそこの映画を観た後で人はこう思うのです。

よし、俺も私もがんばろう

って。

たまには熱くなって書いてみました。ふと観たくなって、そして観たら案の定熱くなってしまったのです。我ながら単純。笑