樽前山は美味しそう

もちろん食べたわけじゃないので、味はわかりません。というか食べられません。食べてもいけません。
けど、僕はこの年末の帰省時や今の時期あたりに苫小牧なんかを走っていて、それで樽前山を見るたびに

美味しそう

だと思ってしまうのです。理由は以下の写真。

 

これだけだとわかりづらいと思うので、ちょっとアップでもう一枚。

 

いやもうあまりにも「雪がクリームに見えてしまって」本当に美味しそうなんですよ。初めて見たときなんて、こうなんというか「スプーンですくって食べたい!」ってくらいに美味しそうに見えてしまいました。写真ではいまいち「質感」が乏しいのですが、この目で見た時には、もう目がウルウルしてしまいました。

つまりはそれだけ雪の感じがツルツルフワンプリン!なのです。

ケーキ屋さんで見る綺麗なホールケーキみたいにツルンフワンプリン!という感じなのです。

では、なぜそこまで雪が美味しそうに見えるのかというと、言い換えるならムラのない滑らかな感じになるのかというと、ちょうど苫小牧の海から吹く風の影響で木が育ちにくいからだそうで、実際に倒木の被害も多数出ているとのこと。また、活火山である樽前山の特性上、土もまた火山性の土壌であり、それもまたなだらかな斜面に一役買ってるそうなんですね。つまりは「見る角度から見るとツルンフワンプリン!」に見えるのだということ。

なるほど。

上記は全部受け売りですが、もう一つ付け加えるなら、苫小牧は雪がなかなか降らないのでして、上記の写真は4、5年前の写真ですが、今もこんな感じ(同じような景色を僕はほぼ毎年見てます)。平地には雪はなかなか降らないのです。しかしながら季節は冬なのだから当然の如く高地には雪は降るわけで、その降り方がちょうど

山の形をしたスポンジに生クリームを綺麗に流し込んだ感じ

になるんです。だから僕の目には美味そうだなと写ってしまうのですね。

僕は富士山は修学旅行で一度しか見たことはないのですが、実際に今時分にこの目で富士山を見たらどう見えるんだろうなぁと想像するに、樽前山の雪のように美味しそうには見えないだろうなぁとは予想しています。

それとも美味しそうに見えるのかな?

樽前山も富士山も活火山。

美味いだなんだと呑気なことを言ってる場合ではないのかもしれません。

あと、僕はグルメでもなんでもないどころか、むしろ食に関してはかなり疎いし無頓着です。食事は質より量だと今でも豪語するような男。

食べ物なんでそこそこ美味ければ、あとはたくさん食べられたらそれでいい、というタイプ。

なので、僕の食に対する感性なんていうのは程度が低いのです。

あくまでも、そんな僕の目からは樽前山は美味そうに見えた、という、そういうお話なのです。

 

 

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