酸ヶ湯に湯治に行こう!

みなさん、疲れてませんか?
のんびりしたくありませんか?

神経痛とかリューマチとか皮膚病とか婦人病とかに悩まされていませんか?

え?そっちは特に?

そうですか。

寒い時なんて特にそうですが、やっぱり日本人なら「温泉」ではないでしょうか?そしてみなさんの住んでいる地域にも〇〇温泉があることでしょう。日本って基本的にどこにでも温泉がありますよね。名湯と言われているところもあれば、名もなき温泉もあることでしょう。いずれにせよ、他にこんな国があるでしょうか?そう考えたら、日本は文句なしの温泉大国です。

温泉はいいですよね。

疲れた体には本当に染みるなぁって感じがします。若い頃は正直温泉の何がいいのかさっぱりわからず、ただの湯じゃんと思ってましたが、今は

あ〜ぁあああああ

などと変な声が出るくらいに気持ちよく、本当に温泉が楽しめるようになりました。温泉上がりに牛乳でもなんでもいいから適当に飲んで涼んで、その後に部屋でゴロンと横になってまったりする。なんという贅沢だろうなぁ。

こういう贅沢が楽しめるようになったのだから、歳を取るもの悪くないですね。

 

青森県の真ん中あたり、八甲田連邦の中に、酸ヶ湯温泉はあります。

国民保養温泉地 酸ヶ湯温泉
http://www.sukayu.jp

 

wikipediaより

僕の酸ヶ湯のイメージとしては「湯治」と「千人風呂」そして「混浴」です。

実際に何度も入ったことがありますし、実際にも混浴です。すごく大きな湯船で、千人は入れそうだというくらい広い湯船だから千人風呂なのだとは思いますが、さすがにそれは言い過ぎ。でも、間違いなく100人は一気に入れるレベルの、本当に大きな湯船がドーンとあるのです。

酸ヶ湯という名の通りに湯は酸性。なので、千人風呂には体を洗うスペースが本当に申し訳程度にしかありません。湯船に入る前に軽く体を流す程度に使い、あとは上がり湯をする際にもう一度浴びる。そんな程度です。酸性なので、上がったあとはものすごくツルツルしますよ。女性ならテッカテカになります(これについては後述)。

そんな感じでさっと湯を浴びてから湯船に入るのですが、大抵はみんな湯船のふちに腰掛けてのんびりしています。というか、はっきり書いておきますが、

女性が入ってくるのを待っている

感じですね。湯に浸かりすぎるとのぼせるから、ふちに座っているのですね。

なにせ混浴。そして混浴だから当たり前ですが、女性も入ってくるのです。それ目当ての男性がまぁ大半とは言いませんが、あわよくばと思ってない男性はいないでしょう。僕は綺麗事は言いません。むしろド近眼の僕は、湯の中にメガネを持っていけないことで、いつも湯の中はぼんやりとしか見えないから、女性が入ってきてもせいぜいが「肌色の物体が動いている」程度。

もうあまりにも残念すぎる

のですよね。

ところで、この混浴に関しては大問題になったことがあります。つまりは覗き見るな!ということですね。女性側からの苦情でもって、仕切りが設置されたのです。そしたら今度はその仕切りが邪魔だということで、結局は撤去。現在のことは僕は知りませんが、おそらくは仕切りはないままなのでしょう。

これは僕個人の意見ですが、見られるのが嫌なら入らなければいいのです。いや本当に。本当にそう思います。少なくとも混浴と分かっているのです。事前にここは混浴という情報もちゃんと知っているはず。そもそもそこで判断すべきではないでしょうか?情報がわかった時点で「入るか避けるか」の判断はできるはずです。

混浴の浴槽に女性が入ってきたら、そりゃあ見ますよ。ヌードなら見ますよ。僕だって見ます。メガネをかけて入りたいくらいです。それとも徹底的に無視されたいですか?女性の体に興奮するのは男性なら当たり前。それとも興奮するなとでも言いたいのでしょうか?そうして興奮しなくなった男性を今度は「草食男子」などと揶揄したりしてたりしませんか?

もちろんこれみよがしにじろじろ見たり、いかにも変態じみた目でニヤニヤしたり、あるいは体のわかりやすい変化をアピールしたりなど、どう考えても公共的にどうなの?という男性はNGに決まってます。そんなのは同じ男性でも嫌ですよ。

お前のせいで素敵なヌードを楽しむ機会が奪われるだろ!
ちっとは空気読んで、なるべく紳士的にふるまえよ!

って思います。

女性は女性でいっそ開き直って「見られる快感を楽しむ」程度の余裕が欲しいなぁと、勝手ではありますがそう思います。というか、肩から上だけでも十分素敵ですよ。あと、これは僕だけかもしれませんが「チラリズム」だって楽しいものです。

チラリズムを意識した服は着るのだから、ちょっとはサービスしてあげる程度の余裕もあっていいと思います。

混浴の良さはそこにあるのではないですか?性の違いを意識しないのははっきり言って異常です。男女なんだから性の違いはあって当たり前。そしてその違いに反応するのも当たり前です。それをおおらかに楽しむのが混浴ではないでしょうか?

そうそう。ちなみにですが、混浴に入る女性は美人が多いという印象があります。え?こんな人が入ってたの?と思ったことが1度ならずあるのですよね。その度に自分のど近眼を呪うわけですよ。くそー!でもコンタクトにしようとは全く思いません。そんなにそんなに酸ヶ湯に来ることなんてないしね。

それと、美人効果というのも確実にあると思います。なにせ酸性湯ですから。お肌艶々になるのです。あ、この人風呂に入ったなとすぐにわかります。化粧で光ってるのではなく、肌自体がピカピカしてるので。さすがは酸ヶ湯。ちなみに男性の肌も艶々してますよ。笑

無駄な力説でしたか?

 

酸ヶ湯温泉は国民保養温泉地第1号。つまり湯治にはもってこいの太鼓判を押された温泉地です。青森市からは車で1時間かからない場所にあるのですが、ものすごい豪雪地帯でして、そういう意味では一度行ったら帰ってこれない(大袈裟)くらいに雪が降るのです。逆に、だからこその湯治なんだろうなぁと思います。

よくニュースにもなってますし、湯治客のドキュメンタリーなんかも放送されていた記憶があります。子供心には「あんな何もないところで1週間とか絶対にいやだ」と思ったものですが、今なら「悪くないよなぁ」と真剣に思うあたり、やっぱり年だなぁ。笑

無駄に長くなりましたが、そんな酸ヶ湯温泉。一度体験してみませんか?

湯治なんてできたらすごくいいですよね。

僕も余裕があるなら、是非一度のんびりとしてみたいものです。

もしもそんな機会に恵まれたとしたら、その時はメガネではなくコンタクトにしてーーっと嘘ですよ、嘘。笑

 

 

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