札幌に来て、本当に心の底から美味いと思ったお菓子はずばり!

30歳までは甘いものが一切食べられませんでした。それは何も「思想」とか「病気」とか「健康に注意」とかではなく、単に大嫌い。口に入れると舌が文字通り痙攣を起こしてしまうので、どうしてもダメだったのです。体が受け付けないという方が正しいのかな。
甘いものといっても、じゃあ米などの甘さはどうなのかというと、これは全然問題なし。むしろ僕は日本全国お米党の党員なのです。麺よりパンより圧倒的に米ですね。米を食べないと食事とは思えない。米がないというたったそれだけの理由で海外に行けないくらいに米好きなのです。
思うに僕は「砂糖」がダメだったのでしょう。
あと、果物類も実はあまり好みではなく、梨とさくらんぼくらいかなぁ。どっちも「薄味」って感じなのが好きなのでして、糖度が高いものは須く苦手という有様でした。
というわけで、小さい頃からチョコもダメで(以前こんな記事書いたなぁ)まんじゅうもアンパンも団子も、ケーキも、とにかく一切合切砂糖系の甘いものはダメで、本当に30歳になるまで、片手で数えられる程度しか口にしたことがなかったのです。
しかし、人生とは異なもの味なもの。
ほぼ全くダメだったその甘さ。これがとあることをきっかけにして大好きになってしまったのです。
以来僕はすっかり甘党。
今でもこれはダメというのは栗(マロン)しかありません。あとはもう熱烈大歓迎になってしまいました。舌の痙攣もないし、甘いものを食べると幸せな気分になってしまうのですね。
あ〜甘いなぁ〜
あまりに食べすぎて、お腹がとんでもないことになって、なので摂生しているうちに、以前よりも激辛が好きになったり(笑)という副作用もありましたが、今でも甘いものは好きですね。
とりあえず前置きはこのくらいにして、タイトルの「札幌に来て、本当に心の底から美味いと思ったお菓子」ですが、それはずばり
六花亭のマルセイキャラメル
です。会社の差し入れでもらったのですが、一口食べたときのあの衝撃たるや!いい意味で
ガーーーーーーーーーーーン
脳に一撃くらいました。なんじゃこりゃあ!!!美味すぎるでしょ!!!あまりに美味すぎたので、個人的に何度もリピートしてしまいました。いい年したおっさんがガーンとか言って六花亭でワクワクしながらマルセイキャラメルを買っている姿を想像してください。
え?いやだ?
まあそう言わずに想像してみてください。
滑稽でしょ?
自分へのご褒美とかそういうのではなく、美味いから買う!という豪速球でもって、若干頭が薄くなってるおっさんが女子とやらに混じって甘味を買うのですよ。至福の笑顔を浮かべながらね。
最高だなぁ〜
六花亭はお菓子の箱売りばら売りと両方やっているので、とても好印象。その時の気分で選べるのです。箱でしか売ってないというのは、個人的には不親切じゃないかなぁといつも思っていただけに、この六花亭の売り方は是非とも同業者もやっていただきたいものです。まずはバラで食べてみたいじゃないですか。それで美味かったら箱買いしますよ!
というわけで、マルセイキャラメルの話でした。
六花亭はこちら
https://www.rokkatei-eshop.com/store/top.aspx
なお、マルセイキャラメルの写真はありません。検索すればすぐに出てきますよ!


