ラフィラが閉店ということは、あのエレベーターはどうなってしまうのか?

札幌市の繁華街であるススキノにある大型商業施設である「ラフィラ」

  

Wikipediaより

このラフィラが今年5月17日で完全閉店するのです。

札幌市民以外の方にとってはどうでもいい話でしょう。すみません。僕も案外どうでもよかったりします。
あまり思い入れがないので。

狸小路のラルズ閉店にはかなり寂しい思いをした僕ですが、すみません、ラフィラの方には熱く語れるようなものは何もないのです。確かに8階では質流市とか絵画の販売とか面白いことはやっていた(いる)のですが、古本市並に何か語れと言われても何もないのです。

でも、古くからの地元民にはロビンソンという名前で親しまれていたそうで、その前はヨークマツザカヤ、さらにその前は札幌松坂屋と言うように店名を変えながらも長続きしてきたんですね。このビルの地下には地下鉄南北線のススキノ駅があって、金曜の午後6時過ぎとか、土日なんて、もうすごい人だかり。多くの人たちの待ち合わせ場所になってます。

そんなに長続きしているのに、なぜかラルズ狸小路店のような昭和の香りはあまりないのがちょっと残念なんですよね。

 

さて、完全閉店の理由はというと、簡潔に書くなら建物の老朽化。なので、再開発(簡単に書くなら「建物を新しく」)して、ついでだからその建物に入れるものをまた考えようじゃないかということなようです。セブンアンドアイさんはまたこの新しい建物に入ってくれるのかな?

再開発には少なくとも3年かかるそうです。となると、確かにこの地域は少し寂しくなるかもしないなぁ。ラフィラ5階にある本屋さんは実は好きなんだよなぁ。思い入れがないと言っておきながら早くも掌返しですが、ここの5階の本屋さんは、映画コーナーが案外僕のツボで、いい本が置いてあるんだよなぁ。

レイアウトも割とわかりやすい部類で、この手の本屋さんにありがちな「売れるものだけ置きますよ」的な割り切りがいい意味でないのも好印象。そこそこ濃い本も並んでいるのです。さすがは文教堂!

4階にはキャンドゥもあって、割と広いスペースに食品が充実していて、ここも利用させてもらってますよ。

う〜む。そんな感じかなぁ。

 

ところで、ラフィラ閉店という話を最初に聞いた時に真っ先に思ったのは

エレベーターは?

でした。そう。あのエレベーターです。僕はそれが気になって仕方がありません。とはいえ、そのエレベーターなんて使ったことがないのですが。でも、気になるんですよ。なぜなら「あの話は?」って思うので。

思わせぶりですか?

すみません。では直球で、そのエレベーターとはずばり

札幌の最強心霊スポットの一つである、ラフィラにある地下鉄直結のエレベーター

のことです。

実際にはどうなのかは知りません。なぜなら僕は階段派だから。なるべくエレベーターエスカレーターの類は使わないと心に決めているから、どうしても階段を探しては利用するという癖がついているのです。もちろんガチガチの階段派ではなく、本当に疲れている時は素直に「便利だぁ」と思いながらエスカレーターを利用しますが、元気なうちは自分の足腰で移動できる分は移動したいというのも本音。だからエレベーターは基本使わないのです。

というか、言い訳がましい文章をいくら書いたところで、実際、ラフィラのエレベーターは使いたくても使えないのですが…

 

この心霊スポットと言われているラフィラにある地下鉄直結のエレベーター。実際には本当に誰も使うことができません。一番上のWikipediaの写真を見ると写真中央に4つのラインがあるのがわかるかと思いますが、それがエレベーターです。ラインは4つありますね。けれど、実際にエレベーター乗り場に行くと、入り口は3つしかないのです。もっとすごいことを言うと、上階に行くと、あからさまにそのエレベーターの部分だけ「壁」を後付けしています。一番端のエレベーターはないのです。というか「ないことにされている」のです。

なぜか?

とりあえずその手のサイトでは心霊現象が多発したからだということになっています。なんでもヨークマツザカヤの時代から心霊現象が起きて、ロビンソンになった時にエレベーターが動かなくなったことが原因らしいのですが、詳しいことは僕にはわかりません。

ただ、心霊スポットとしてはかなり有名なのは間違いないところでしょう。

僕は心霊現象を茶化したりするのは好きではないし、仮にその場で亡くなった人がいるとしたら、余計に安易なことは言いたくはありません。自分だけは安全などとは思わないしね。

けど、このラフィラのエレベーターは、実際に封印してしまうほどの「何かがあった」ことは事実でしょう。
なので、(当然そういうことはしている、あるいはこれからするとは思いますが)閉店してビルを解体するなら、鎮魂的なこととかするのでしょう。除霊と言うと大袈裟なのかな?なんと言えばいいのかわかりませんが。

とりあえず建物壊したら全部チャラ!ってわけにはいかないでしょうから。

もしも仮に霊とやらが本当にいるのなら、それはエレベーターではなく、その「場所」そのものに取り憑いているのではないかなぁと思うから。

なので、再開発の前には、是非とも霊を鎮めるなんらかの式をすべきじゃないかと思います。ポーズでもいいんです。
それで気持ちが落ち着くならね。というか、もう霊はいませんよと、この際アピールした方がいいのではないかと。

そういうことをやるのかどうか。それが僕の1番の注目ポイントです。

 

 

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