札幌にある呪われた場所
わりと良さげなロケーションなのに、なぜかコロコロと店舗が変わる、そういう場所ってありませんか?
さすがに地図でここ!と指し示すわけにはいかないのですが、僕が札幌に来てから、何かの拍子で見かけるたびに「あれ?前ってこんな店だったかな?」という場所がいくつかあるのです。
具体的に書くと、あるいは特定されてしまったり、挙句に迷惑になったりする可能性もあるので、具体的な言及は一切避けますが、本当にコロコロと店舗が変わるのですよね。
繰り返しますが、一見、というか、素人目には、というか、ロケーションは良さそうなんですよ。人も入りやすそうだし。建物自体も汚いとかボロいとかいう感じでもないし。こ綺麗で明るくて。
なのに、ちょっとすると店が変わってる。
なぜなんだろう?
名物とか名所にはあまり興味がないのに、なぜか僕は地形とか街並みに関してはわりと細かいところまで覚えてしまうのですよね。一度歩くと忘れないというか。妙な路地とか気になって歩いてしまって、それで覚えちゃったりするのです。こんなところもあるんだなぁと。
そんなわけで、変に覚えてるもんだから、何かが変わったりするとあれ?ってすぐに違和感を覚えてしまうのです。
ここって前は〇〇屋じゃなかったっけ?とか。
そして数ヶ月後にまたあれっ?となる。
実に不思議だなぁ。
そういえば、昔とは違い、今のこの札幌の街並みだと、角地にある店は長持ちしない傾向にあるんじゃないかなぁと思います。理由は簡単で「駐車場がない」から。札幌は大都市なのに車必須だったりします。地下鉄もバスも電車も路面電車もあって、タクシーだって縦横無尽に走ってるのに、それでも車必須だったります。地元民すらそう言ってるくらいなので間違いありません。
そんな車社会では、角地にある店はただでさえ不便。ましてや駐車場がないなんていうのは致命的ですらあります。ただ、こういう角地は一度潰れると新しい店が入ってこない。そりゃそうですよね。素人目にも「ここは店をやっても大変そう」っていう分かりやすさがありますから。
上記で僕が書いた店は、そういう角地ではないのです。ちゃんと駐車場もある。なのにコロコロと店が変わるのです。
何かのロンダリング関係?資金洗浄とかIRとか?
僕は本州人というか東北人ですが、東北に関してはかなりあちこち行ってます。あるときとある県のとある市にある(チェーン店ではない)カレー屋にたまたま入って食べたらものすごく美味しかったんですよね。
そうそう気軽に行ける距離ではなかったのですが、当時は車があったものだから、わりと通ってたんです。そして3ヶ月くらい経ったかな。さぁ今日はあそこでカレーだ!と思って勇んで行ったら閉店の看板。
えーまじかぁ。
実に残念でですね。
未練たらたらながらも諦めて、そして数ヶ月くらい経ってそこを通りがかったら違う店になってたんですよね。ここってカレー屋だったんだよなぁ。美味かったんだよなぁ。残念だなぁ。
そして半年以上経ったある日に通りかかったら「わ!また別の店になってる!」
ところで皆さんは寺や神社が
その土地で一番いい所に建っている
ということをご存知ですか?パワースポットと呼ばれているのは、そもそもそういうことなのです。ところでパワースポットはわりと多くの人に知られていますし、話題にもなりますが
その逆
はどうでしょう?
そうですよね。パワースポットがあるということは「その逆もある」ということです。そこにいるとなんとなく具合が悪くなるとか、しっくりこないとか、落ち着かないとか。もっとひどくなると喧嘩してしまうとか損ばかりするとかツキがないとか。
店がコロコロ変わるというのは、まさにその「逆」なのではないかなぁと僕は思います。
ひょっとしたら「事故物件」もそうなのかもしれません。
住んでいる「場所」はどういう場所なのか?
そう考えると、自分の住んでいるところがちょっと気になりませんか?