都会のキツネ
札幌市の月寒公園にはキツネがいるのです。
残念ながら写真は撮れてないのです。そうそう頻繁に通う公園ではないので。
けれど、確実にいるのです。なぜなら何度か見たから。
月寒公園は豊平区にあるのですが、近くに山があるわけでもなく、わりと都会の中にあるのでして、そんなところにれっきとした野生のキツネがいるのです。それどころか聞いた話だと、白石区では今年、キツネの親子がうろうろしていたとか、さらにはそんなキツネに餌付けしている人がいたとかいないとか。
繰り返しますが、決して長閑な田園風景が広がる自然いっぱいのところではないんですよ。
実に不思議な感じ。
札幌市は熊が出ることで全国的にニュースになっていますが、キツネもいるのです。ついでにリスもいます。これも僕は見ました。マンションの脇を一目散にかけていくリスの姿を。
確かにちょっと西に行けばすぐに山だし、車だとかかっても2時間もあれば海にも行けます。が街自体は全国でも5番目の大都市。田んぼはないし、畑もなかなか見ることができない、そんな街です。
カッコよく言うなら、自然豊かな大都市ってことなのでしょうね。
そうそう。ところで、野生のキツネといえば注意したいのがエキノコックス症。詳しい説明は以下に譲るとして、症状が出るまで10年ほどかかり、放置すると死にいたる恐ろしい病なのです。
エキノコックス症について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000154886.html
予防としてはキツネに触れないことが大事なのでして、餌付けもアウト!なので、上記の白石区の話が本当なら、注意喚起が必要でしょうね。キツネと犬の違いがわからない人はあまりいないと思いますが、勘違いして触ってしまうなんてことのないようにしたいものです。
ま、キツネの方もそうそう人には近づいてこないでしょう。
適度な距離感を保ちたいものです。



