大好きなコーチャンフォー ミュンヘン大橋店

wikipediaより

僕は本が大好きです。

自信を持って言い切れます。読むのも好きですが、本そのものも大好き。

僕はもう根っからのビブリオマニアなのです。ええ、言い切ります!

だから古本屋やいかにも古めの図書館が大好きです(除くBookoff)。今となっては通用しない知識や知恵が堂々と書いてあるのがたまりません。黄色く変色した古書なんて僕には魅力的なレディに勝るとも劣らない魅力を感じます!

かなうものなら大英図書館全部が欲しいです。映画などに出てくる図書館なんてそれだけで大興奮します。例えば「薔薇の名前」に出てくる異形の建物と言われる迷宮図書館なんて、一度入ったら違う意味で1ヶ月くらい出てこない自信があります。インフェルノに出てくる図書館もいいなぁ。近代的な図書館も悪くはないのですが、図書館はやっぱり↑の絵のようでなくちゃね。訳のわからない、けど、いかにも重々しい雰囲気のハードカバーが並んでいる、あの感じが最高なのです!

そもそも僕は古代や中世の写本が死ぬほど好き!

いやもうたまりませんよ。手に入るなら全部欲しいです!映画でダビンチコードに出てくるあの蔵書なんて片っ端からページをめくりたくてたまりませんよ!中世木版画のあの最高レベルの絵なんて見ていて全く飽きないっすよ!

ああ、本に埋れたい!

僕に自由なお金が数億あるなら、確実に個人所有の図書館を作って、そこに閉じこもれる自信があります。旅も大好きだけど、脳内で思う存分さんぽができる本もまた格別!

長くなってしまった。

これ以上熱く語っても仕方がないので、現代に戻って、僕が札幌に住むようになって最初に見て歩いたのが本屋でした。

そして最も雰囲気が気に入ったのが「コーチャンフォー ミュンヘン大橋店」です。

そもそもはテレビで紹介されていたのですよね。ローカル番組でしたが。それを見て「まだ営業時間だ!」と思って行ったのです。当時は24時までやっていたんですね(現在は23時までの営業)

わりと夜遅くだったので、人もまばらでしたが、その落ち着いた雰囲気が良かったのですよ。あとはジャンル分けが綺麗で、わかりやすかったこと、そして僕の好きなジャンルの本がしっかり揃っていたことが好印象で、行くたびに「なんかいいなぁ」と感じています。

読書離れとか活字離れとか言われていますが、インターネットのこのご時世、活字からは離れているとは思えません。むしろ本がありすぎな気がします。出版数をもう少し減らしてみてはいかがでしょうかと言いたいですね。

選ぶのが大変すぎるのではないかと思うのです。

いい本はいっぱいあるのに、本が多すぎるばかりに「何を読んだらいいのか」と思ってしまうのではないかと。

札幌にはジュンク堂もありますが、あちらはビルがほぼ丸ごと本屋さん。すごく嬉しいのですが、僕の大好きな3階、そして地下1階2階以外にはなかなか行かないのも、本がありすぎるということも関係しています。自分の好きなジャンルならいくらでも浴びるように本を物色したい。けど、そこまで好きではないジャンルの場合は、入門書的な品揃えも必要かなぁと思うのです。

いやでも、これは単に僕のわがままかな。

でも、そういう意味でもコーチャンフォー ミュンヘン大橋店はたくさんあるけど程よい感じなのです。

店内には本だけではなく音楽関係や雑貨、ミスタードーナッツなどもあって、本目当てではない方も楽しめるようになっています。皆さんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか?